ブルマン日記    記: 大地 耕作







← 前の日記に


2018年1月23日(火)・・・中途半端は止めて

私はHOTの珈琲にも時々砂糖を入れる。

甘味が増加すると同時に苦味が抑えられる。

ICEコーヒーには加糖じゃないとどうも・・・お子ちゃまなのだ。

かといって、たっぷりという訳でもなく、苦味もコクも味わいたい・・・大人っぽい。


さて、ミルクは?

ICEの場合はこれも加えるとアーモンドの様な香りになり好きだ。

たっぷりの牛乳を入れて「アイスオーレ」など夏に毎朝の事だ。


今の時期、ICEの事はさておいて、HOTの話。

ミルクを入れると、香りが完全に変わってしまう。


というよりミルクの香りの方が勝ってしまうのだ。

どんな珈琲を飲んでも一緒になってしまうのだ・・・アーアー残念でござる。


どうせ入れるのなら、牛乳と砂糖をたっぷり入れてカフェ・オ・レにしたい。

<わが心、すでにフランス人>

こうなると、どんな珈琲を選ぶのか?を考える。

基本的には、好きに飲めば良いという珈琲だが、ブラックに限るなどと片意地張らずに、

もっと柔軟に肩の力を抜けば、開けてくるかも知れない。

でもやはり、中途半端は駄目ということらしい。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月22日(月)・・・これぇーてくれー

「お父さんが、もうこれぇーてくれー!って言うんです」

これは当店の珈琲の事では無い。

逆に「だからここに珈琲豆を買いに来たのです」

ちょっと共通語に直してみよう。

「これぇーてくれー」の「こらえる」は、「勘弁する」で、「くれー」は「ください」、

つまり、「勘弁してください」


原点に戻ろう。

珈琲は虐める為のムチではない。

幸せな気分にさせてくれるアメの役割の筈だ。

更に、お父さんは珈琲が大好きなのだろう、ズート我慢してきたのだろうな。

更には、当店の珈琲で幸せに出来るのかなぁー。

「もうこれぇーてくれー」、この一言で様々な情景が浮かんでくる。


「もうこれぇーてくれー」は珈琲マンとして最大の屈辱だ。

これを屈辱とは感じず、事務的に済ませてしまっては・・・これこそ感性の摩滅だ。

絶対にこんな珈琲を作ってはならないのだ。

近い将来、ロボットが焙煎するようになるかも知れない。

その意味では本当に深い言葉だ。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月21日(日)・・・珈琲豆屋とは?

3年前に「喫茶」を完全に廃止して、「珈琲=喫茶」という圧倒的jなイメージからの脱皮。

先ずは<自分から・・・>と喫茶から解放され、

今迄以上に焙煎・ミル・保存・抽出が点検出来るようになった。

この作業はまだまだ今後も続く事だろう。

在りもしないかも知れない「絶対珈琲」を目指して・・・・。


それとは別に

珈琲豆屋には何が出来るのか?

これは珈琲を武器にした人への貢献という意味だ。

NHKカルチャーは、私に大きな1頁を与えてくれた。

鴨方や福山・新涯の公民館、笠岡道の駅・市民会館でも数回の珈琲講座を開催した。

でも、これらも単発で「喫茶からの脱皮」からは程遠い。

未だに続き、10人以上の方が店まで出しておられるのはNHKカルチャーだけだ。

私もこれをやっていなかったら、喫茶を超えれなかっただろう。


ん? 喫茶を超える? 解放では無いのだ!

実はここからが今日の本題。

「煎っ太郎を貸してくれない?」

突然の話で、私も即答出来なかったが、基本的には
「良いよ!」

「一日いくら?」 
「もちろん無料でも良いんだが、それじゃー反って気を遣おう!」

<貸してくれないか?>


その全てはこの一言から始まった。

ここに私は<超える>意味を感じ始めた。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月20日(土)・・・再度ケニア

ルワンダの事ばかり書いていたが、私にとってはケニアの方が重要だ。

しかもAFRICANフェアの第2弾として、出来ればケニアをと思っている。

頼みの綱にしていた「ルイスグラシア農園」の豆が無くなったから、余計にあせる。


ルイスのあの風味で同等なもの、出来ればそれ以上の物。

それはいつも念頭にあるが、今回だけはまさしくそれだ。

ルイスが有ったから、先日のタニタ農園の物も紹介できた。

<今やこのタニタも無い>


結局、今回もこの2本立てで行こうと決めた。

もっとも、この2本の路線は同じタイプで選ぶ。

「フルシティーブレンド」や「瀬戸内ど真ん中珈琲」や「フレンチブレンド」にも

ケニアはたっぷり使っているのだ。

これらを留保する訳にもいかない。


その為のケニアが昨日届いた。

尤も単一農園の物では無いから、ケニアAAとだけ記そう。

取り敢えず、これでブレンドは内容も価格も維持出来る。

後は「AFRICANフェア為だけのケニア」を探せば良い。

これも、今のところ候補は有る。

ルワンダのHONEY製法が無くなる迄の期間のうちに・・・。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月19日(金)・・・中間報告 5

ルワンダのNATURALが生豆がもう無くなった。

こういう風に書くと、NATURALが良く、HONEYの方が劣るのか?

とんでもない!

思い出してほしい、HONEYの方をいの一番に「素晴らしい!」と評価した事を。

その後も何度か飲んでみて、やはり素晴らしいのだ。


ある意味、私も悪いのだ。

確かにルワンダのNATURAL製法は初めてだし、私は個人的にも圧倒的にNATURALが好きだ。

だから、つい「NATURALを焼いてみて!」と薦めてしまった。

昨日が18日。

今年の営業開始が6日だから12日間で無くなってしまうとは誰が考えようか!

本当にスミマセン。


でも、政府が昨年の春、輸出を許可したのだから、今後も入荷する事が考えられる。

今回のNATURALは無くなったが、次の入荷に期待したい。

ちなみに・・・私が焼いた煎豆は未だ充分に有ります。

そして保存も確実に行います。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月18日(木)・・・中間報告 4

ルワンダ120g・・・舐めるんじゃねぇー。

昨日の水曜日教室も、予想通り120gを割った人少なし。

119gと117gの2人だけ。

私が持って行った120gの煎り豆の珈琲と、その時に煎った117gを共に飲めた。

さすがに水曜日教室、普通こんな事絶対に出来ない。

私も117gに煎った豆を飲んだことが無い。

118gは飲んでいるし、先日の119gも大体の予想はつく。


かといって<難しい!>と構えないで欲しい。

というのも、

結果は・・・共に旨いのだ。

ただこの2つは「えーーっ」と言うぐらいに違うのだ。

先日の123gのこの豆、キリマンジャロ・コロンビアとブレンドした珈琲を飲ませてもらった

これが、また良い香りがして本当に旨いのだ。

<このNATURAL精製の方は120g、HONEYは123g>と決定したのは、

単に私だけで、この豆には最高の焙煎とは思っていない。

繰り返しになるが、私は天才ではなく凡人だ。

あくまで私の焼いた珈琲が頂点などでは無いのだ。


当店で煎豆を買ってくださったお客様は、

私の焼いた珈琲を押し付けられてるに過ぎない。

もっとも、商品である限りブレる事は許されないし、

材料の生豆も問屋がどう言をうと、私の路線に有った生豆を選択している。

決めた以上、その味を守り続けなくてはならない。

繰り返しになるが、でも最高とは思っていない。

この豆は117gで・・・、121gで・・・、123gでどの様な顔を見せるのか?

いやぁー、非常に面白かった。

ドッピンパラリのプゥ〜



2018年1月16日(火)・・・中間報告 3

先日は今年初のNHKカルチャー日曜教室。

焙煎の日で豆は当然ルワンダ。

NATURALか? HONEYか?当日の朝まで悩む。

明日の水曜日教室はNATURALに決まっているのだが・・・。

今日からの人もいるらしいから、結局HONEYの方に決定した。

というのも、HONEYの方が許容範囲が広く思えたからだ。


目標123g。

ところが良いのか悪いのか、122gや124gの範囲内で123gピタリの人も2人。

初めての人は?

彼の焙煎、私がピタリと横についていた為もあってか、124gで出来上がってしまった。

これじゃー、面白くないじゃん!

「許容範囲が広そうだから持ってきたのに・・・。」

各人の目論見と違う結果だからこそ、工夫というものが生まれる。

許容範囲の狭いNATURALで「舐めるんじゃねーよ!」と喝を入れるべきだった(笑い)

さて、明日の水曜日教室は喝だらけになるのか(笑い)

水曜日教室の生徒さんは、よじ登る力が有るからなぁー。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月15日(月)・・・中間報告 2

日曜日にしか来ない例の彼。

煎っ太郎でルワンダのナチュラルを2釜焙煎する。

1釜目・・・彼に突然の野暮用。

「違反じゃが、この間私が見ててあげよう!」

「彼、早く手が離せないかなぁー、でないと結局私が焙煎してしまう事になるじゃんか?」


結局、最後まで私が焼いてしまった。

結果、チョット深かったようだ。

「あれーー!。 ごめんな!」


計量してみたら119.1g

目指していたのは120g。 やっぱり、チョット深すぎた。

「もう2ハゼが終わってたもんな」


2釜目

今度こそ、彼が全てやる。

「結論を言おうか?」 「浅い!」

計量してみたら123g。

「やっぱな」


「フレンチロースト(茶ラベル)を舐めるんじゃないわい。」

「これなら、フルシティーロースト(青ラベル)で行くでぇー」


この豆、サンプルで、私も123gを焼いた事がある。

ただ、この時は結果を急いでいたので、時間が経った豆は飲んでいない。

時間が経ったらどの様になるのか? 知らない。

まぁー、そういう意味では期待が残っている。

こういう私が知らない側面をはっきしてくれるセルフ焙煎。

無茶苦茶に言いながら、やっぱ楽しい。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月14日(日)・・・中間報告

今年から始めたAFRICANフェア・ルワンダの中間報告だ。

とにかく、生豆の購入が多い。

今迄も「どの豆にしようかな?」だったのだが、それにプラスしてルワンダ。

生豆はNATURAL精製の方が多い。

これは、恐らくおもしろいからだろう。

そうなのだ! 面白いのだ!


確かに面倒だが、本質的には面白いのだ。

面倒だと言ってしまえば、粉に挽くのも、点てるのも面倒だ。

面倒だからこそ、粉に挽いて貰う事も、メーカーも在る。

ただ、旨くは無いし、部屋中の香りも期待していない。

自分も朝などメーカーを使う場合もあるが、液体としての珈琲を要求しているだけだ。


話は元に戻るが、

私が自分で煎った、良かれと思える煎豆を販売している。

それが商売だからと言ってしまえば終わりだが、この精神が軸だ。

今度は貴方だ!

時間の許す限り、良い機会だからセルフ焙煎して大いに遊んでほしい。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月13日(土)・・・ケニア2

6種類のサンプルの中から2種類を選び。

その2種類をペーパー式で点てチャント味わってみた。

もちろん、かあちゃんの意見も聞いている。

この2種類の中から1つを選ぶとすれば・・・・。

確かに甲乙つけがたしなのだが、

冷たくなった時にその結論が出た。

取り敢えず、今日の結論はこちらの方だな!

その一つが決定した。


私の気持ちが急に楽になった。

もう宣言しても良かろう。

「AFRICANフェアの第2弾はケニアです」

もっとも、まだ今の段階では豆としての種類の最終決定では無い。

サンプルの第2弾、第3弾の後の事だ。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月12日(金)・・・ケニア

ケニアのサンプル第1弾が入荷した。

6種類だ。

野暮用の為に、全て焙煎はしたもののカップテストは出来ていない。

今日行うつもりだ。

私にとっては、非常に大切な豆なので、安易に結論は出したくない。

価格だけの問題ではなく、問屋のあまり良くないと言った豆が、私の要求に適する場合もある。

こんな事「ブルンジ」でも経験している。

カップテストこそ、本当に大切で、全てがここに凝縮していると言って過言ではない。


最終的な結論は、第2弾もテストする必要がある。

第2弾は早くても16日以降。

それまでには、昨日焙煎した豆も変化している可能性もある。

前回の「ルワンダ」は、焙煎してから数日間の余裕は無かったが、今回は充分。

さてさて、どの様になるのか。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月11日(木)・・・いやー、情けない

新年に入って、風邪気味な毎日。

熱も無く、鼻にも異常は感じられない。 ただ、タンが切れない。

その為咳き込む時にはひどい。

営業には全く差し支えないものの、寧ろ自宅の方に気を使う。

自宅には86歳になる義母がいる。 彼女に風邪を移さないように・・・。


昨日の定休日、買い物に行くのに車の中で彼女と同席しなくてはならない。

「今日は俺は行かないよ!」

別にしんどい訳では無いのだが、自分の部屋に閉じこもり部屋も温かくしていた。

お陰で今朝はあまり咳き込むことは無いようだ。

直ったかな?


この為かニュースをしっかり見れた。

朝鮮半島情勢、ドーピング問題。

どちらもオリンピック絡みだ。

来月は韓国で冬季オリンピックの開催らしいが、2020年は日本だ。

テロなど外部から警戒も必要だろうが、

選手自体の上下関係にしか目が行かない、内部の野蛮な性格は今後増えるだろう。

いやー、本当に情けない。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月9日(火)・・・ケニア

実は昨年末から「ケニア・ルイスグラシア」の正体が、当店に入荷していない。

半端な量(27`)だけでも確保し、これで年を越したという訳だ。

新年は今日から、本格的に倉庫が開くので、本体の在庫を調べて貰った。

残念ながら、正体は全くない。

それどころか、商社も長年のルイスグラシアを諦めようかとも思っているらしい。


物が無いわけではなく、

値段が異常に上がっているので、商社が様子見という事らしい。

「美味しいケニアをより安く」など当然な事だが

その前提として、珈琲生産国の犠牲の上でのそれに加担したくない。


改めて探すことになる。

サンプルが山ほど来て、この中から気に入ったものを探す事となる。

そうだ! AFRICANフェアの第2弾として、ケニアにしてみようかな?

考えてみれば、これも私にとっては良いチャンスだ。

新年早々に空気が入る事だし、これが私の最大の仕事でもある。

ドッピンパラリのプゥ〜





2018年1月8日(月)・・・結婚記念日

今日1月8日は、私達夫婦の45回目の結婚記念日だ。

店の営業が38年目だから、圧倒的に店の営業と共に我々の生活が有った。

私には3つの名前がある。

親から貰い戸籍にも登場する赤木良男。

珈琲とFBでだけ通用する大地耕作。

最後がマスターだ。

最後は店内でだけ通じるのかと思いきや、他の場所でもこう呼ばれる。


一方、かあちゃんはママでもマダムとも呼ばれていない。

「奥さん」が一般的で、どうも主体が私に有るようで好きな呼び方では無いのだが・・・。

家内? 女房? どうもしっくり来ない。

カミさん?と言うのも、おちょくっているようで、これもスッキリしない。

で、私としては「かあちゃん」と呼ぶことにしているのだが。

やはり、どうも男社会なのか?


圧倒的に長い間、質も量も2人で支えて来た店の営業。

甘えん坊の私にとっては、これが一番スッキリと来るのだ。

今回のAFRICANフェアも、私が決めたようだが、

実は彼女の協力・意見なしには無理だったのだ。

これからも、二人三脚で前に向かって歩き続けるつもりだ。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月7日(日)・・・ハニーとナチュラル

昨日からのAFRICANフェア。

NATURAL精製とHONEY精製法の2種類。

2種類は?と私の頭を掠めたのは事実だ。

そういう意味ではHONEYが即決定で、これだけでも良かったのだが、

過去の完熟下坂の事も有ったし、NATURAL精製の方にどうしても興味があった。

<難しくなるがなぁー! ルワンダの魅力をどうしても伝えたい!>

二律背反するだろうことは分かった上で2種類に決定した。


案の定

「HONEYとNATURAL精製では、どう違うの?」

「HONEYって何? NATURALって何?」 質問が続く。

豆を買いに来たお客様に、その応えは5秒間でしなくてはならない。

それ以上の時間をかけて、クドクド言っても聞いてくれない筈だ。

AFRICAの本も出した。 大きい地球儀も出した。

口での説明に、眼で見るをプラスした方が良いと思えたからだ。

  

地球儀は大きいが、ルワンダは小さな国。

この小さい国から大きな珈琲の夢が広がる。

ドッピンパラリのプゥ〜




2018年1月6日(土)・・・年賀

いやー、良ーく休んだ!

このくらい休むと、踏ん切りがつく。

今年は本当に良い年でありたい。

が、そうも行かないのが現実だろう。


店は今日から「AFRICAN ファア」だ。

アメリカナイズされているAFRICA、でも未だ残っているだろうことを信じて。

これが、私の求めていた珈琲だろう事を信じて。


第一弾がルワンダだ。

精製方法の異なる2種類を公表する。

お客様からどの様に評価されるのかは半信半疑だ。

かといって、 カップテスターでは無いのだから構えて飲んで欲しくはない。

がぶ飲みでも良いから飲んで、ある時ふとルワンダを感じて欲しいだけだ。

これこそ珈琲の世界だと思う。