ブルマン日記    記: 大地 耕作






みさらし濾紙を無くそう!



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2018年8月13日(月)・・・じゃーな

実質的に今日がお盆前の最終日となる。

明日はスタンプ3倍日だし、頒布会の豆もお送りする。

朝から確実に忙しくなろうから・・・。

私の性格からして、準備万端で望みたい。


長期の休みの為か? この数日無茶苦茶に忙しい。

と言うより、私の動きが遅くなっている。

過去には1分で出来ていたものが、2分かかる。

更には腰は痛いし、膝は痛い・・・「まぁー良いか!」となってしまう。

かあちゃんにお願いし、息子にチョットとお願いする。

が・・・可能な限り、自分でも動く。


確かに、最近、身体の事での愚痴が多くなった。

いや、腰・膝のストレッチは朝だけだったものが、夜もやっている。

更には、事あるごとにやっている。

ま、20日に又お会いしましょう!

互いに自愛して、この暑さを乗り切りましょう!




2018年8月12日(日)・・・算数の問題

以前、小学校の校長をされていて今は退職されている先生が

それでも子供が好きで、夏休みに子供をお教えになっている。

私も歳を取ると、脳の働きが硬化しているのかその柔軟さが欲しい。

なにか考えると、脳が気持ちよく感じるから、これが硬化している証だろう。


「先生、子供を教えているプリントの余分が有る?」

持って来て頂いて、即挑戦してみる。

ところがこれがさっぱり解らない。

「これ本当に小学生の問題? 何処の入試問題?」

「1週間ばかり時間頂戴! その間考えるから!」

必死で問題とにらめっこ。


基本的に私は理系の脳の構造を持っているらしい。

数学や物理の問題が解けなければ、腹も立つ。

が、そこは充分大人・・・如何に笑いを取ろうかともとも考える。


「やった! 分かった!」・・・この時の感激は、矢でも鉄砲でも持って来い!

小学校の時も算数は好きだった。


中学になり算数が数学へと変わり、私の脳も変えなくてはならなかった。

未知数の登場!・・・何故に未知数が?・・・この切替が分からなかったのだ。

ところが「未知数が算数の更なる進歩に繋がる」と自覚するのは2〜3年後だった。

この問題の中に未知数を使えば直ぐに解けるが、使わないとなると・・・?という良い問題が有った。

数学から逆に算数に? これは未だに出来ていないのだ。

大地耕作の算数日記





2018年8月11日(土)・・・お盆

お盆といえば昔は13・14・15日だったが、

11日が祝日になった為か、その日からお盆になったようだ。

特に今年は今日が土曜日なので、余計にそんな気がする。

当店としては、15〜19日迄がお盆休みになるが、この5日間は長い。

昨日辺りから、しょっちゅうアイス珈琲を買いに来て頂く常連さんには

「そのつもりで・・・」と具体的にご案内している。

休みの前日の14日(火)がスタンプ3倍日。

毎月スタンプ3倍日は忙しい。

特に今回は・・・と覚悟している。

休まなければ良いようだが、歳を取り、両親を亡くしている私達としてはそうも行かない。

お盆はどうしてもそれなりの用事が有るのだ。

その用事を両親がやってくれていたのだと思うと、今になって感謝する。

私が仕事をやっていただけで無く、やらして貰ってたのだ。

有り難い! 今頃になって分かる両親の有り難さ。




2018年8月10日(金)・・・翁長知事

朝晩ちょっとだけ涼しく感じる。

ここの所毎朝、玄関を開くと外猫の愛ちゃんがニャ〜とお出迎えしてくれていたが

それも昨日今日と無く、ちょっと寂しい。(我が家の玄関周りはレンガで冷たいのだ)

先日赤とんぼも、じゃれ合っていた。

何処かで小さい秋を感じる。


沖縄の翁長知事が亡くなった。

当日、「副知事が代行」と表明したばかりなのに・・・。

本当に残念なことだ。

広島の原爆の日も終わり、長崎の原爆の日の直前だというこの時期。

まさに翁長知事だ! 67歳・・・私と同じ歳だった。

事務的なことは副知事にも継げようが、

翁長知事の人となりは、そんな単純なものではない。


国連の事務総長が現役で初めて記念式典に出たらしい。

国連=戦勝国という図式から、国際色を強め、人道色を強めているようだ。

本来なら、唯一の被爆国である日本が反原爆・反原発の最先頭に立たねばならない筈だ。

「長崎を地球上最後の場所にしよう!」と国という利害を超えた発言をした。

これは正しい発言だ。

我々は今更彼に言われなくても、ずーとそのつもりだ。

沖縄の問題も、私など全てを理解している訳では無い。

でも、その視点で見ようとする事こそ大切で、

戦争を美化?する態度は聞きたくもないし、それは絶対に間違っている。

今日は何とか明るくしようと思ったが、暗い話になってしまった。




2018年8月9日(木)・・・長崎

先日に続いて、今日は長崎の原爆の日だ。

長崎の原爆・・・広島が近いせいか、どうも長崎は気持ち的にも遠かった。

しかし美輪明宏氏の話を聞くと、

長崎こそ日本文化の原点に感じ始めたのだ。

朝鮮、中国との交易やキリスト教、鉄砲等といっぱい大切なことが長崎には有る。

最初に日本人が珈琲なるものを口にしたのも長崎だ。

その豆は「マンデリン」だ。

ご存知の通り、長崎でだけ中国とオランダとの交易が許され、

珈琲はオランダ人が持ってきたものと思われる。

ところが、長崎には老舗の珈琲屋は無い。

ああああ・・・、珈琲の話になるとついつい・・・・、もう止めよう。


言いたかったのは、遠くに感じていた長崎が急に身近に感じ始めたのだ。

差別という言葉さえ無く、此処にこそ民衆が作り上げた日本文化が有ったような気がする。

そこの民衆をアメリカは原爆で破壊し尽くしたのだ。

そしてアメリカに迎合するポチに作り変えたのだ。

大地耕作の珈琲日記




2018年8月7日(火)・・・心の継承

伝達はどんどん歪曲される。

これは単に手段で語っているだけで、本質を理解しないからこういう事になる。

本質を理解しようとしたら、結果は同一でなくても伝わっている。

しかし、多くの人への伝達は言葉でしか出来ない。

本当は言葉だけでは無いのだが・・・・。


或る名俳優が「アドリブが出来ないような役者は駄目だ!」と言ったのを覚えている。

これを聞いた時、一瞬は分からなかった。

しかし後でよーく考えると、「凄い言葉だ!」と思った。

決して傲慢からの言葉ではなく、正反対で、

恐らく、繰り返し台本も読みその人物に成り切っているし、それが出来ないと駄目だと聞こえたのだった。

つまり、間違わない?ように台本通りのセリフや口調を演じても、

それは、その人の才能を認めてくれた脚本家や監督に返って失礼だと思えたのだ。


6月23日沖縄慰霊の日に「相良倫子」女史の平和の詩<生きる>。

彼女の目力は、間違うとかの問題を超えているようだった。

何故にこうも違うのか? 疑問に思えたのだ。

間違わないように?誰かが書いた原稿を読んでいるに過ぎないだろう。

これは安倍総理も一緒だ。 広島県知事も一緒だ。

間違わないように?という考え方こそ間違っている。

ただ、平和宣言にだけ「人類」という言葉が有った、後は「国」という発言だけだ。


こんなことは珈琲にも言える。

先人の切り開いた地平は絶対に学ばなくてはならない。

が、技術でなく、その本質が知りたいのだ。

そして、その本質を継承するには、各人の苦労もその前提条件になる。

更に各店によって立地条件も違う。

王道など絶対に無い。 有るのは苦労と工夫ばかりだ。





2018年8月6日(月)・・・原爆の日

今日は原爆の日だ。

毎年の事のようだが、8月6日は変わっていないものの、

周りの状況が変わっているから、その位置づけも変わっている。

が、未だ人類は原子爆弾を克服できていない。

それどころか原発の再稼働を容認している。


私は、物言わず結局のところ権力者側に協力している人の事を<大衆>と呼ぶ。

繰り返し負けても、最後まで生きようとする生活者を<民衆><庶民>と呼ぶ。

そして、私は<民衆、庶民>で有り続けたい。 決して「大衆」にはならないぞ。


「8月6日を未だやているのか?」

こういう連中の頭の中の8月6日の概念は間違ったままガチガチに固まっている。

実際には、問題が残るもののオバマが広島に訪れたし、

北朝鮮のミサイルや核の驚異を嘆いた。

好むと好まないに関わらず、状況は変化しているのだ。


先日「池上彰」の解説で、外国人が日本に訪れて・・・という内容の放送が有った。

そこに広島は無かったのだ。

「東京、京都は分かるが、何故に広島が・・・??」

本当に残念だ! 権力者と大衆が招いてしまった悲劇だろう。

広島は、国の概念や理念や利害を超えた、人類の罪の1頁では無いのか?




2018年8月5日(日)

昨日からのご注文も大量に有って、今からアイスコーヒーを点てねばなりません。

今日の所はこれで失礼します。

本当にゴメンナサイ。




2018年8月4日(土)・・・再度の有難う

先日の「最高に酸っぱい」(8月2日の日記参照)を再度貰った。

「ハイビスカスティーと一緒にしてみたが、全く駄目だった」

「やっぱ、珈琲のもんよ!」


「紅茶とでは良いかもよ?」

「紅茶でも負けるかも? ん?待てよ!面白いかも?」



以前、私が努めていた紅茶専門店に「ティースカッシュ」というメニューが有った。

しかも、これはグリーンレモン風味だ。

レモンティーってのも有ったじゃないか?

面白れーーーぇ、やったろうじゃないか!!

じゃー、とばかりに彼も「最高に酸っぱい」をくれたのだ。


勿論やってみた。

ん? これ駄目じゃん! 旨く無いじゃん!

やっぱり、ここが香料という物で自然とは違う。

酸味も爽やかな感じには程遠く、感激というものがない。

カッコつきの「爽やかさ」は変に炭酸で誤魔化しているようだ。

やっぱり、珈琲のもんじゃ!焼!

大地耕作の珈琲日記




2018年8月3日(金)・・・アイス・チャイ

チャイの冷たいものは出来ないものか?

猛暑のお蔭で「とにかく冷たいものを・・・」

身体には温かいものが良いなんて分かっているが、

温室育ちのアチキとしては、

寒ければ暖かく、暑ければ涼しくと情けない身体になってしまっている。


そういうことで、アイスチャイ。

以前、笠岡の道の駅でチョコレートティーやいちごミルクティーを販売してたい事がある。

この時には販売が目的だったから、それなりに「クレーム」が出ないように意識せざるを得なかった。

今回は販売目的など全く無く、旨ければ良い 、自然であれば良い。

そういう意味では、自分が飲む為だけの全力のアイスチャイだ。


ここで、考え方を変えねばならない。

アイスの場合のクリームダウンだ。

クリームダウンが起こらないようにではなく、起こしても良いから美味しい物を・・・・。

どうせ牛乳を使うのだから、「そんなの関係ない!」という心意気だ。

やってみた!

良いじゃん! 旨いじゃん! 素晴らしいじゃん!

紅茶の成分を出し切る。

以前に作っていたチョコレートやいちごミルクティーが参考になった。


さてここで、チャイとロイヤルミルクティーと普通のミルクティー3者の違い。

これは私の理解であって、ちゃんとした定義など知らない。

定義の下に現実が有るのではなく、先ず現実有りきで、それを無理やり定義化したようだ。

チャイに使うミルクは、山羊の乳を使っていたらしい。

山羊の乳は少し臭うようで、その匂いを消すために紅茶を使ったらしい。

これが英国に渡り

「大英帝国はこんなに牛乳と砂糖が使えるのだ!」とばかりに牛乳をたっぷり使った。

つまり「臭い消し」のミルクから、牛乳をたっぷり使った風味を楽しんだ。

そこでロイヤルの名が・・・。

さて、紅茶好きの庶民は? そんなにたっぷりのミルクなんか使えない。

Milk in Firstか? Tea in Firstか?の文化を生み出した。

これは紅茶の渋味をタンニンと定め、ミルクによってその渋味を旨味に変えた。

つまり、私がやってみたのは、

この定義からすると、ICED ロイヤルミルクティーということになろう。

が、先にも言ったように、定義なんかどうでも良いのだ。

旨ければ良いし、自然で有れば良い。

大地耕作の紅茶日記




2018年8月2日(木)・・・暑気払い

8月になって1日はいきなり店休日。

実質今日からの営業だが、今月はお盆・原爆・終戦0の月。

お盆は15日〜19日迄休ませて頂きます。

嬉しいな!嬉しいな! オバケにゃ学校も試験もない。


さて先日、友人から、面白い炭酸飲料を貰って飲んだ。

「この辺りでは売っていないから、インターネットで取り寄せた」

別に、この会社の商品の宣伝をするつもりはない。

「三ツ矢ブランド・最高に酸っぱい」と大きく書いてあって、グリーンレモンと小さく書いてある。

これ無果汁でも有るし、所詮100%香料飲料だろう。


彼の作ったアイスコーヒーを飲み、次にこれを飲むと甘く感じてしまう。

彼が中座した時、アイスコーヒーとこれを混ぜてみた。

「えーーーー! 旨いじゃないか!」

最初、私が思い出した風味が「ガラナ」。


以前、当店でもガラナを扱っていたことが有る。

これはブラジルの炭酸飲料で、珈琲と一緒にして飲むことも有るという。

勿論やってみている。

「昔のコーラ」に似た、薬臭いような風味。

炭酸も弱くなり今一頂けないが、「昔のコーラ」の風味が懐かしく何度も口にした。

この「ガラナと珈琲を混ぜた」風味を思い出したのだ。

更に、この方が炭酸を強く感じて、思わず「旨い!」となったのだ。

中座していた彼にも、「飲んでみろよ!」と勧めた。

彼も「こりゃー旨い!」 
「ななな・・・!」

くだらない話だったが、一瞬の笑いの暑気払い!

大地耕作の珈琲日記




2018年7月31日(火)・・・「想定外」という恐さ

台風12号・・・昨年の日記を見てみると8月7日の段階で5号。

私の記憶では、2桁台は9月。

それが7月から2桁とは先恐ろしい。


そういう意味でも12号は正常でない。

台風が東から来るとは平常ではない。

台風前の猛暑は正常ではない。

中国地方での豪雨とは珍しい。

今や「想定外」という言葉が、やかましい程乱発されている。


「ならば」と聞きたい。

想定内・・・どの様に想定していたのか?


想定内・・・という事で様々の疑問に蓋をして来たではないか!

想定内・・・という事で無茶を押し通しているではないか!

それを後押ししている学者を賛美し、反感を抱く学者や住民を排除してきたではないか!

原発しかり、温暖化しかり、ダムしかり、河川しかり、プラスチックごみしかり・・・。

で、困ったら「想定外」なる曖昧な言葉で逃げるのかよ。

ここでも想定外を正当化する?屁理屈を利用する。

簡単だ! 温暖化が問題だ! これは充分想定されていたではないか!

7月の総括はボヤキになってしまった。




2018年7月30日(月)・・・台風の異う側面

台風12号は全く被害なく、店も10分遅れで開店した。

「この台風・・・お客さんなんて来ないだろう! でも開けよう!」

と、思っていたら

倉敷の真備からの常連さん。

「いやー、本当にこの3週間参りましたよ。 完全にやられましたよ」

「まだまだすることは一杯あるんだが、今日はこの台風で出来ないから」

「被災者がどんな珈琲でも良いじゃないかと思われるかも知れないが、

ここの香り高い珈琲こそ、本当に一服出来るんです」

有難い・・・本当に有難い。  そしてそれは正しいと思う。


こんな話も聞いたことが有る。

直接被害にあっていないご老人が毎日避難所に行っては、話をする・大笑いする。

具体的に目に見える手助けは大切だろう。

だが、そればかりを賛美したら駄目で、<心のケア>が被災者には必要だ。

風呂・洗濯・涙・笑い・喜び・・・・決して人は機械ではない。

長期戦の復旧になる。

これからはこんな事が必要な気がするのだが・・・・。

隣りを見たら、同じような苦痛を持った人がいる。

やはり、人間って素晴らしい。

私は「峠の茶屋」で有ることを誇りに思う。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月29日(日)・・・台風12号

取り敢えず、昨夜は大丈夫だった。

夜ってのが怖かった。

明るくなって、最初に見たのが今立川の様子。

これも今の所大丈夫だ。

勝負はこれから、今日一日中だ。

よーし! 気合を入れて・・・。


家の玄関を開けると、愛ちゃんが「ニャ〜」、3匹の子猫も一緒だ。

「愛ちゃんおはよう! 子猫も一緒か? おまえらも今日一日頑張るんだぞ!」

「先ずは腹ごしらえかえ! よしよし餌をやるぞ!」

ポツポツと雨も降り始めて、台風らしく?

いや! 未だお湿り程度だし、風も全く無い。

嵐の前の静けさか?

どちらにしろ、自分で頬を叩いて立ち向かう。

もう暗い夜は済んだのだ。




2018年7月28日(土)・・・中座

本気で台風12号が怖い。

毎年台風はやって来るが、その前の豪雨に続く猛暑。

私は具体的な被害は無かったものの今回は?と恐れているのだ。

この7月は中国地方にとって厄だ。

「想定外」と表現されていることが現実に起こっている。

「人事を尽くして天命を待つ」・・・今の世の中、台風は人事 が尽くせるのだ。


暗い話ばかりしていても仕方無い。

今朝は少し涼しいものの、猛暑の毎日が続いていた。

30℃が基準だったが、今や35℃が基準になってしまった。

今年は「蚊」が少ないなぁー・・・・とは感じていた。

「35℃なんて、蚊の動きも少なくなるようよ。 蝉もだって。」

「居なくなるんじゃなくって、涼しいところに避難してるんだって!」

「おいおい、ワシの今と同じじゃないか!」

「と言うことは? ワシ自然な動きをしてる訳?」


何だか今の状況に、胸を張れる気がし始めた。


「停滞」も、「後退」も、大きい意味では前進だ。

足踏みしても、後ろに下がっても、顔は前を向いている。

中座・・・・良い言葉だ。 そして目出度い言葉だ。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月27日(金)・・・パプアBUNUM

色々考えたのだが、8月のお薦め豆を「パプア・ニューギニア」にした。

ここは、日本に入荷した当店に有る豆としては、最も新しい国の豆だ。

と言っても、もうかれこれ20年以上になるが・・・。

このパプアは、シグリ農園が有名だ。

が、当店が扱っている豆はこれではなく、BUNUM(ブヌム)農園の豆だ。

これ実は農場経営者が同じらしい。


という事で、久々にシグリ農園の豆を扱ってみた。

やはり違う。

私としては、今のこのBUNUM農園の方が圧倒的に好きだ。

経営者が一緒でも、農園の場所やそこでの気候条件、働いている人でも違うようだ。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月26日(木)・・・AFRICAN FAIR

正直な所、半分SUNイルガチェフの入荷を期待するのを止めた。

期待するからガッカリもする。

AFRICAN FAIRも中座します。


今の世の中、アフリカのだけに良いコーヒー豆が採れているわけではない。

グァテマラだって、コロンビアだって、ブラジルだって・・・。

この一つとしてのアフリカの豆?

いや、どうも違う。

原点としてのエチオピアだ・・・・アフリカの豆だ。

そんな事分かっている。

現にアフリカの豆の殆どがブルボン種だ。

イチイチ尋ねなくてもブルボン種なのだ。

そこに生産性という事も出てくる。

この生産性を私は否定するものではない。

この「品質」と「量」の葛藤は、 私達人間の欲の葛藤だろう。

この欲が生きる力になっているとも言えるのではないか?

何が何でも倒れてはならない。

あくまで中座で、休憩だ。

そうカーリングの「もぐもぐタイム」だ。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月24日(火)・・・子猫

朝起きて、玄関を開けたら、必ず外猫の愛ちゃんが、ニャ〜と迎えに来てくれる。

彼女のニャ〜の声に、、「愛ちゃんお早う!」と元気が出るのだ。

「愛ちゃんお母さん」に着いて、子猫3匹も・・・(一匹は車にひかれた)。

子猫も本当に大きくなった。

今でも本当に、充分に、可愛い。


子猫にも名前をつけてやろうと思っているが、

3匹とも本当によく似ていて全く区別がつかない。

子猫1・2・3としようとも考えたが、誰が1なのかも分からない。

それなりに必死で見ているものの、雄か雌かさえも未だ分からない。

黙ってもう少し観察しようっと!

でも、兎に角可愛いのだ!

大地耕作の子猫考





2018年7月23日(月)・・・水道水

昨日も暑かったのでアイスコーヒーが良く出た。

これからもアイスコーヒーを作らなくてはならないので短めに。

昨日のお客様からの質問の一つに

「このアイスコーヒーの水は何?」

「完全に水道水です。 日本の水道水は優秀ですよ」

「ただカルキが困りものですが、こんなの沸騰させれば消えます」


何度も言うが、これは私の持論でる。

今は喫茶を止めているが、

喫茶をやっている時から、一貫してこの姿勢を崩していないし、

完全に豆屋になった今なら尚更だ。

私に言わせてもらうと、日本人は手軽な水を粗末に扱い過ぎだ。

トイレに流す水も、感覚的には嫌だが、充分に飲める水を流している。

本当の意味で、その手軽な「水」の管理をチャントしているのか?

私は水出し珈琲にも、必ず汲み置きの水を使っている。

さて、これから水道水でアイスコーヒーを作る

必ず沸騰させて・・・。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月22日(日)・・・お盆

お客様からお盆の声が聞こえ始めた。

8月になったら各お寺のご住職が各家に回り始める。

まぁー、寺としては「稼ぎ時」ということになろう。

「お寺さんが来られたら、アイスコーヒーを!」となり、

当店も稼ぎ時のおこぼれ、そのほんの一部を頂戴するわけだ。

坊主が「ちょっとトイレを・・・」という訳にも行かず、ま、ご苦労さんということになろうが

そこは修行を積んだ人で、「トイレなんか・・・」とこうなろう。

いや、失礼!


私が言いたいことは、

同じことでも、立場が変われば捉え方は正反対になるということだ。

ある高校の野球部が今回の豪雨のボランティアに行った。

「負けてもいいから」という事だが、3年生にしてみると最後の高校野球になる。

ところが逆の考え方だって有る。

自分が3年の時豪雨が有って、野球の練習を犠牲にしてまでもボランティアに行った。

これは今しか出来ないことだ。


私は高3で受験の時、東大入試が無かった。

別に東大を受験するつもりも無かったし、出来もしなかった。

でも、頂点の東大入試が無いと、その余波たるものは下へと降りてくる。

日本中の大学の競争率は軒並み上がる。

しかも戦後第1のベビーブームが私の1学年上。

一浪がゴロゴロ居た訳だ。


でもその記憶の御蔭でか、「生き抜く!」事こそ本当に大切だと悟れた。

店の営業で、「お客様への最高のお礼は、サービスでは無く店が継続し続けること」と思えた。

それには、自分だけの努力では無いとも分かった。

まさに「精神論」を限界だ。

ま、坊さんよ! しっかりやってくて! しかし君には未来は無いんじゃないか?

大地耕作の珈琲日記




2018年7月21日(土)・・・暑い!

豪雨災害から2週間。

多くの人がボランティアで行っているようだ。

詳しい調査も始まったばかりだ。

具体的な被害者にしてみれば、一日でも早く平常に戻りたい気持ちは山々だろう。

しかし、他方では、かなりの長期戦になろうことも、残念ながら覚悟せねばならない。

現に山陽本線が平常通り運行するには、最低でも一年という声さえある。

急ぎ過ぎて、2次被害にならぬこと・・・祈るばかりだ。


当店の豆の保存庫も24時間体制でクーラーを点けっぱなしだ。

朝、そこに入ると冷やーとする。

豆も24時間体制の冷房なのだ。

昨日から内猫にもクーラーをかけてやっている。

一番大きい「龍馬君」は、ハァーハァーと犬のように舌を出して暑がっていた。

「人間もバテそうだから、猫だって・・・。」

外猫なら、自分で涼しい所を探そうが、内猫はそうは行かない。

人間が勝手に「内猫」にした訳だから、それなりに面倒を見なくてはなるまい。

問題は、猫がそこにジーットしているかどうか?

昨日は失敗だったようだ。

性懲りもなく、今日も挑戦してみる。

そんな人間が思うように簡単に行くか!!




2018年7月20日(金)・・・アイスティー2

フリが付いてしまって、昨日もダージリン・ファイブオクロックでのアイスティー。

少しだけ濁ったもののクリームダウンと言えるのか?とギリギリだ。

25g使って「渋いかな?」

ナナなんと・・・、香りが素晴らしく、味も渋くない。

寧ろ薄く感じるぐらいだ。

ここからは好みの問題。


はて? 好みとは?

その人その人の、過去の概念や思い出が大きく支配している。

だからその人の今までの概念を打ち破り、新たな感激を与える事が出来るのか否か?

これが私の仕事だ。

何かこれと 似たような表現を使ったことが有る。

そう! 「失敗」の時に使った。

「世の辞書に失敗という言葉は無い」・・・・今でもそう思っている。

「失敗とは、今までの自分よサヨウナラ!」「私は新しく生まれ変わりました」

つまり、プロと言われるのは、数えきれない「失敗」をやった人の事だ。

失敗こそ、次の新しい自分への旅立ちの条件だ。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月19日(木)・・・アイスティー

いやー・・・、本当に暑い! とにかく暑い!

去年も暑かったようだが今年も・・・いやー、より暑い気がする。

昨日のNHKカルチャー、今回の豪雨での被害状況?

最大に気になっていた。

が、取り敢えず全員無事のようだ。 一安心。


次に気になったのだ、アイスティーのクリームダウン。

予習とリハーサルの甲斐があってか大成功!

昨年は20gのアールグレーNYを持っていったが、今年は25gのセイロン。

私が濁るやり方と、濁らないやり方を、

更に生徒さんの1人に「濁らないやり方」を実際にやっていただいた。・・・これも大成功!


実は、今も、リハーサルで一昨日に作ったアイスティーを飲んでいる。

本当は違反なのだが、(ICE TEAが作った瞬間に飲み干そう)

70点のICE COFFEEを飲んでしまったから、

70点のICE TEAでも良いのでは?とだあーだあー。


でも、抑える所はチャント抑えてある。

当然、濁っていないICE TEAだし、保存のために冷蔵庫には入れない。

これでは冷たくないので、飲む時に氷を・・・それでも決して濁らない。

この際、水出しなんかしていない。 チャントお湯で・・・。

充分良いじゃん! 旨いじゃん!


氷を入れたら薄くなるのでは?

だから25gなのだ。(基本的には20g)つまり最初から少し濃く作ってある。

時間が経つと渋味も増すが、逆にこれが良いのだ。

カフェインを含む飲料の中で、「身体を温めるのは紅茶だけ」らしい。

カフェインには利尿作用も有るらしいので、熱中症には?

お薦めは出来ないものの、飲んだものが全て排出されるわけではない。

そんなこと言ってたら、ビールも飲めない事になってしまう。

「飲まないより良い」ってことで、この時期大いにICE COFFEEも、ICE TEAも飲もう!

夏バテ防止には最高のカフェイン飲料だ!

大地耕作の珈琲日記




2018年7月17日(火)・・・無糖

完全にアイスコーヒーが0本になったのは初めてだ。

大急ぎで作って、やっと出来たと思ったら、また数本の要求。

「ぎりセーフ!」というところだ。


それにしても無糖が圧倒的だ。

依然として、私としてはアイスコーヒーは加糖派だが、無糖が飲めないわけではない。

甘味を加えるか?否か?などは、勝手にしてくれ!ぐらいにしか考えてない。

珈琲の質や、焙煎度合いには、ついムキ子になってしまうが

笑う所は、大いに笑うんだ。


どうしても、私には出来ないことが時代の流れ。

それにしても、あんなに少なかった無糖! 今では主流ではないか!

これから無糖を作らなくては・・・

大地耕作の珈琲日記




2018年7月16日(月)・・・アイスティー

豪雨が終わり連日の暑さが続いていたが、昨日は特に。

暑さニモマケズ、寒さニモマケズ、そういう人に私はなりたい。

なーに、あと3〜4ヶ月もすりゃー寒くなる。 今だけよ! ちょっとだけよ!

暑いからこそアイスコーヒーじゃわい。


明後日のNHKカルチャーは、出来ればアイスティーがしたい。

年に一度だけの紅茶。

クリームダウンした紅茶と、しない紅茶を目で見、味わいたかったのだが。

昨年はクリームダウンしなかった。

私にとっての失敗とは「思った通りに出来なかったこと」だ。

その意味では、この際ははっきり失敗。

その後、数日かけて店で成功した。

「どのようにしたかなぁー?」

昨年の日記を読み返し、リハーサルをやってみることとする。

なんせ! 一発勝負なのだ。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月15日(日)・・・フロストシュガー

さて今日はスタンプ3倍日だ。

今月は正規だが、来月に限り14日(火)が3倍日になる。

頒布会の発送はその前日の13日。

これは15日〜19日迄がお盆休みにする為の前倒しだ。


話は全く変わる。

アイスコーヒーに特有な形。

加糖か? 無糖か?を予め決めて置かなくてはならない。

多くの場合、ガムシロを使うことになるのだが、

「普段は無糖だが、今日はちょっと甘味を」なんて時にガムシロでは薄まるようで抵抗がある。

特に70点の水出しには??


これ前にも言ったかな?

まぁー、良いか! もう一度言っても!

フロストシュガーなるものが有ると重宝する。

これ原料はグラニュー糖だが、「冷たいものに溶ける砂糖」だ。

以前ヨーグルトに付いていたアレ!

「砂糖は悪か!」を心情としている我輩としては切実な問題だ。

これを使うと、熱い普通の珈琲のように使える。

もし「フロストシュガー」で入手出来なければ、「ヨーグルト用のお砂糖」も中身は全く同じ。

販売元も「カップ印の日新製糖」と同一だ。

当然HPも有るし、ここからも注文できる。・・・・これ是非お薦めしたい。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月14日(土)・・・カップ麺

今日から3連休だ。

「豪雨被害の見舞い」も多くなるだろう。

一般的な「近火見舞い」や「洪水見舞い」では無い。

「顔を出しとかなきゃー」などは止めてあげて欲しい。


豪雨の時は怖かったものの、気温的には確かに涼しかった。

その後もの凄く蒸し暑い。

「このくそ暑いのに熱いカップ麺なんか食えるかってんでぇー!」

ってな具合で、お湯は沸かしたものの、

スープも具も投入、お湯だけ半分量。

3分間待ってかき混ぜ、いよいよ氷を・・・・。

くだらん脂肪は固まってしまって、見た目バチイものの、味は流石にインスタント。

充分食べれる。

驚いたのが麺だ。

氷を入れて引き締まったのか?

これひょっとしてHOTより良いんじゃない?

まさにこれアイスコーヒーの作り方。

買ったからには俺のものだ!

好きにさせてくれー。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月13日(金)

今回の大雨、我が家としては大丈夫なのだが、

続々と具体的な被害が伝達される。

えーーーあの人が? えーーーあの家が? えーーーあの辺りが?

数えきれない。

数えきれないものを、数えるのが報道だとは分かっている。

そういう分析や解説も必要だとも分かっている。

「でも・・・・何処か違う」とも言いたい。

私も被害者の具体的な気持ちも分からない。

でも、分かろうとする。

この「異常事態」で店は営業出来ているものの、確かに暇だ。

暇ながら「今日の売上」を気にしながら、店番をしている私がいる。

本当に情けない!

「私に出来ることは」という高貴な目的を掲げる事が出来たら素晴らしいだろう。

今の私にはそんな事も出来ない。


でも、とにかく元気を出すしかない。

下ばかりを見ていてはならないのだ。

貴方は現地で・・・、私はここで売上を気にしながら・・・。

明るい話のネタを探し続けて、今朝も上を向いての散歩だ。




2018年7月12日(木)

毎年の事だが、私にとっては今日が決戦の日だ。

ここら辺りの幼稚園のバザーで、当店のアイスコーヒーを販売していただく。

もうかれこれ20年以上になるかな?

記憶にある最高の本数が90数本。

今年は35本。

数は少なくなったが、その日に作ったものという原則は変わっていない。

ということで、今日は此処まで・・・。




2018年7月10日(火)・・・信用

毎月この2桁の日にちになると、支払いが気になる。

「えーと、今月は?」

やれ台風だ、大雨だと、まだ「月が変わったばかり」という気がしていた。

何が起こっても、時間は平然と前にしか進まんのだな。

当たり前だが、陽は東から昇り西に沈んでゆく。


昨日銀行さんから「今月は16日が祝日になりますので17日に」

「やった!一日儲けた!」

なんてこと無い。 残りが一日少なくなるだけだ。

また次の瞬間、「今月は7月ということは31日まで有る。大丈夫だーぁ」・・・の筈。


こんな 私の心中の葛藤が毎月毎月38年間。

でもこんな葛藤と、「平常を装おう」とする気持ちが大切な気がする。

「平常を装う」背後には、イザとなったらという開き直りがある。

この開き直りの為に、笑顔を作ったり、冗談も言ってきた。

店は38年だが、私は67年人間やっている・・・・信用をつけ続けているのだ。

支払日で問屋からの信用。

ここの珈琲でなくてはというお客様からの信用。 全て人のなせる技だ。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月9日(月)・・・心に太陽

とにかく、元気を出さなきゃいかんぜよ!

雨は止んで、昨日などは青空で陽が照っていた。

今朝は眩しいばかりの日の出。

瞬間だが、やっぱ日の出が一番だ!

元気を出さなきゃいかん!


一段落ついたら、物凄い数の被害状況が伝えられている。

高みの見物よろしく、「後片付け大変だろう」としか、私には言えない。

しかし、「♪見ろよ、青い空、白い雲、そのうちなんとかなーるだろう!♪」の気持ちが大事。

こんな時に不謹慎なと思われるかも知れない。

でも、この前向きで明るい気持ちのが大切な気がする。

暗くっては人は動かない、明るさと笑顔に人の心は動く。

心に太陽を持て! 唇に歌を持て!

大地耕作の明るさ提起




2018年7月8日(日)・・・出涸らし

岡山県・倉敷市・笠岡市と報道されるから、見舞いのお電話有難う。

私としては、全く異常なしだし、前の工業高校も、裏の今立川も充分な余裕だ。

だが、店に来られない状況のようで「やっと来られたから」との事。

逆に私の方が<心からお見舞い申し上げます。>


雨の毎日が続くからか涼しい。

涼しいから、テイクアウト用の70点の水出しも2〜3日仕込んでいない。

不思議とガス抜きの時のあの香りが懐かしくなる。

そう言えば、雨のせいかお客様も少ないし、たまに来たと思ったらリキッドのアイスコーヒー。

粉に挽く時のあの甘い香り・・・当分嗅いでない気がする。

朝、自分の為に、この水出しを飲む。

うん! 素晴らしい香りと味はするものの、

あの香りを経験した私としては「出がらし」のように思えてしまう。(失礼)


そう言えば、「出がらし」って何だろう?

改めて、先ずは言葉として調べてみた。

「出涸らし・出枯らし」・・・「香りや味が薄くなること」・・・うーんやっぱり良ー分からん?

私ば出涸らしに「嫌な渋味」と感じていたし、

現に普通の珈琲を可能な限り薄めてみても、麦茶の風味は出なかったのだ。

この風味は出涸らしじゃないと出ない。

灰汁は悪か・・・・関口氏の有名な言葉だ。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月7日(土)・・・川がキーワード

いやー、本当によく降る。

猛烈に降る時と、少し収まる時も有るから、被害としては今の所出ていないが・・・。

昨日は麻原以下7名もの死刑が執行されたようだ。

上川法務大臣の会見では、こんな悪い奴!とだけ言い・・・こんなの司法の仕事だ。

川下に住む私としては、何故今なのか? 何故7人もなのか? 今後の見方は?

法務大臣にしか答えられない事を答えていない。

あくまで、人の価値観に多大な影響を及ぼしている宗教だ。


こんなくだらん奴の話はもう止めて、珈琲の話。

「珈琲屋」と同時に入荷した本の中に、「モカに始まり・抽出編」がある。

これは昨年末「モカに始まり・産地編」の続編になりこれで終りということだ。

この本は森光氏の生前に発刊された名著「モカに始まり」を基にしている。

ただ、今回の抽出編は「その後新しく発見された文章」と考えても良い。

新しく発見された? 何故そこまで? 崇拝は間違いだ!と言ったではないか!

それはそれとして、この本は結構面白い!


先日の大坊さんとの対談は暇暇に読めるが、この抽出編は結構夢中になる。

と同時に、「対談はやっぱ本では難しいな!」

いかんせん、言葉の抑揚も、その場の迫力も感じられない。

<まぁー、別に感じられなくても良いのだが>

だいいち、対談者が互いに言葉を選んでしまう。

日々の珈琲屋生活は、「そーんな、綺麗事じゃねーよ!」

さて、今夜は七夕・・・天の川は見えない筈、素麺でも川に見つらえて、今立川の様子でも見るか!

大地耕作の珈琲日記




2018年7月6日(金)・・・珈琲屋という本

昨夜は凄い雨だったし、まだまだこれは続くとの予報。

しかし、「明けない夜は無い」を信じて・・・。


これ、実は大坊氏と亡き森光氏との対談の本だ。

この本の出版を初めて聞いた時、私は全く興味を示さなかった。

というより、反感さえ持った。

彼らは、<自分が点てた珈琲>に最後まで拘ったように感じたからだ。

私が探している珈琲とは完全に違っていた。

<誰がどんな風に点てても、これさえ守っていれば>という「これ」を探しているのだ。

そういう意味では、先日亡くなった関口氏に惹かれる。

その後、ランブルには何度も行くが、彼が点てた珈琲など1回も飲んだことがない。

関口氏のランブルではなく、ランブルの代表者としての関口氏だ。


ところが今井氏(イブラヒムモカの会)の推薦により、この本を入手。

今もこの本を読んでいる最中だ。

何故に「嫌っていた本」を・・・・。 これが付き合いというものだ。

この「付き合い」を大切にしなくてはならない。

今井氏の今のご苦労とお世話が有ってこそ、イブラヒムモカが入手出来ている。

この本の素晴らしさ?というより

「SUNイルガチェフ」「ヤンニハラール」そして「2018イブラヒムモカ」への願望だ。


確かに、会を立ち上げたのは森光氏だ。

亡くなってから1年半経った今でも、彼は凄い人だったと思っている。

大坊氏も結局「大坊珈琲店」は無くなっている。

言い方はキツイが、両者共に過去の人だ。

過去を偲ぶのも大切だが、森光氏への崇拝は間違っている。

現在や未来に向かわなくては彼の心はうかばれまい。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月5日(木)・・・今年のイブラヒムは

日本は北朝鮮・アメリカを軸にした東アジア情勢に関心が集まる。

私も日本人として当然の事だ。

だが、珈琲マンとしては何と言っても中東情勢だ。

特にイエメン、エチオピア。


先日「SUNイルガチェフ」や「ヤンニハラール」は?と聞いてみた。

応えは「未だなんですよ!」

確かに遅れているみたいだ。

「それから赤木さん、イブラヒム・モカの事ですよ!」

「注文は受けてくれましたが、発送が出来るのか?何時になるのか?不明です」

「輸入代行してくれているワタルは、今回は諦めたら?」

イブラヒムモカの会としては「継続にこそ意味がある。・・・と応えました」


まさにその通りだ。

今まで一度たりともサンプルなんかも無く、信用だけで21年間も続いてきた。

見た目では、小粒で、大きさもバラバラで、乾燥度合いも混ざっって、

石もあり〜の、繰り返し選別しなくてはならねぇーの・・・。

本当に良いところ無しのこの豆。

一つ良いところを挙げれば、<旨い!>ということだけだ。

でも、これが珈琲の99.5%の要素を占める。

残りの0.5%は、焙煎者自身の考える毎年の豆での焙煎度合い。


この豆の毎年の入荷の素晴らしさと、自身の緊張感が断ち切れてしまったら・・・

え〜い! やかましいわい! この紋所が目に入らぬか! と掲げる豆が無くなる。

このイブラヒムがこの役割を21年間ズート果たしてくれた。

諦めないで、最後の最後まで入荷を追求して欲しい、

手出しも出来ない、田舎のしがない珈琲屋の願いだ。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月3日(火)・・・香り 2

いつも私の日記は長いが、昨日は特に・・・。

でも、私にとっては本当に大切な事態だったから書き留めたかった。


覚えておいでか安永式?

実はこれについてNHKカルチャーで先日質問があった。

勿論、当時、私は「香りは熱から発せられる」と思っていたから、

これを前提に説明していた。

私なりの説明が間違っていたとは思っていない。

だが、私の心の中では10%程スッキリとは感じられなかったのだ。


原因は「香り」を一緒こたにまとめてしまい、「熱」での発散という私の考えに有った。

「香り」なんか一つにまとめられる物ではない。

現に、生豆・挽いた時・飲む時と異なっているではないか? こんなの当たり前だった。

いくら安永式の70℃のお湯で点てようと、これを再加熱しようとも、

既に変化してしまっている香りは、元には戻らない。

確かに「熱」は最大な要因だ。 が、100ではない。

だから、水出しのガス抜きを冷水で行っている最中に、挽いた時に近い香りがしたのだ。

安永式で点てた珈琲も、永遠にもつ物ではない。

ただ、95℃のお湯で点てたものと比べて、というだけの事だ。

煎りたて・挽きたて・点てたてこそ最高!

大地耕作の珈琲日記




2018年7月2日(月)・・・香り

カップテストとしての珈琲はHOTで飲むが、

この時期はどうしてもアイスコーヒーになってしまう。

当店のテイクアウトのアイスコーヒーも、「水出し」と「お湯出し」を選んでもらう。

当たり前だが、毎日70点の水出しを作る。

その際「ガス抜き」を15分以上することになるのだが、

「ん? 良い香り!」

珈琲の香りは、焙煎時、煎り豆からの香り、粉に挽いた時、点てている時、飲む時が普通。

私ぐらいになると(笑い)、更に生豆の香り、飲んだ後のカップからの香り、

アイスでも口に入って温まり、口内に漂う香り迄も意識するのだが・・・(笑い)

まぁー、一般的には前者5段階だろう。

それぞれの香りは変化し、それぞれ色を持っているようだ。

この中でも「挽いた時の香りが」圧倒的に強いし、感激する。


私は今まで「香りが出るのは熱が加わった時」と思っていた。

この理屈では説明できないことが数個有った。

何故旨いとも思えない「水出し」に?

この動機の一つに「熱を加えないで抽出するから、挽いた時の香りが・・・」という人もいる。

ところが、珈琲生活45年の中でダッチで、こんな香り嗅いだことがない。

これはランブルのダッチ珈琲でもだ。

いつしか、私もこの香りのことは要求しないで、

「ブランデーのようなダッチコーヒー」と特濃を求めていたのだった。


話は元に戻り、「70点の水出し」のガス抜きの時の香りは、

まさしく「粉に挽いた時の香り」に非常に近いものだった。

初めて気がついたのは、約1ヶ月程前。

それから、毎日70点を作っている訳で毎回その香りを感じる。

これは決して偶然などではない。


私が出した結論。

その時の香りは、その時にしか出ないだろうガスと一緒に放出されてるのでは?。

ガスが放出される場合、その一つの要素として熱という場合もある。

ガス抜きが出来てしまった「水出し」から、挽いた時の香りなど有ろう筈はない。

更に「手挽きミル」の方が、香りが良く発散する。

電気式の場合も、粉の受けを工夫する。

そこを考慮すると、30g挽こうが100g挽こうが、香りの量はあまり変わらない。

いやー、70点で良い経験が出来た。

大地耕作の珈琲日記




2018年7月1日(日)・・・
騙し

さて、一年の後半への突入だ。

あたい、どーも上半期、下半期という言葉が好きになれない。

昨日、頒布会の珈琲豆もお送りしたし、「後半これからが勝負!」と意気込みたい。

お送りした今回の豆は、予定通りエチオピア・グジのWASHEDだ。

今回のAFRICAN FAIRでは、やけにエチオピアの豆の扱いが多い。



「珈琲豆発祥の地」「人類発祥の地」だと言えば、何だかカッコ良いが

我々珈琲を真面目に追求しているものとしては、今でも謎が多い国だ。

報告によると、「天然のカフェインレス珈琲の木」もエチオピアで発見されたようだ。

話題のゲイシャ種も原木はエチオピア。

更に、「発酵臭」と「スパイシーな香り」とをはっきり区別しなくては

イブラヒム・モカの本当の価値は評価できず、問屋にも騙される。


話かわって、「騙す」という言葉。

私は好きでは無い、汚い言葉だ。

どこかの大学のアメフト部の「潰せ」とか、「馬鹿」とかも汚い言葉だ。

相手に言ったようだが、実は自身に言っている。

その言葉を使った瞬間に、粋がった筈の自分の感性は貧しくなる。

この瞬間から、「守り」になってしまうのだ。

騙されないように、潰されないように、馬鹿にされないように・・・。

この話、もう止めよう。


商売とは、ある意味「騙し」では無いもののギリギリの線とも言える。

<開き直って、儲けさえすれば良いという人も確かにいるのが。>

だから「騙されないように」保身してしまう。

問屋やメーカーから「騙されてきた」

だから「騙されないように」保身してしまう。

「騙し合い」が今の世の中か? 正直情けない!

大地耕作の珈琲日記




2018年6月30日(土)・・・今年の後半は?

6月も今日で終わる、というより今年も半分終わる。

この半年間は長く感じたような、短いような。

物凄くいろんな事が起こっている。

流されないように、成長する自分をしっかり意識することが大切な気がする。


今や私はスポーツ関係はどちらかと言えば嫌いだ。

野球、ゴルフ、サッカー・・・、どうも苦手だ。

ところがこの時期はどこのTVやラジオもワールドカップばっかりだ。

その際、スイッチを切る事になるのだが、切ってから考える。

「夢中になれることがある」ってこと、羨ましいなぁー。

これ皮肉で言っているのではなく、本当に心からそう思うのだ。

私なんぞいっつも考えている。

いくら考えても自分の考える量なんて知れている・・・そんな事も分かっている。


今日は何を食べようかな?

毎日のこれの連続が今を作っている。

確かに素晴らしいことだが「もっと痩せなきゃ!」などの問題を生んでいる。

「食べれない」「滋養をつけなきゃ」という言葉が、地球上から消えているのでは無いのだ。

特に珈琲豆の生産国に多い。

2020年東京オリンピックだって? 東北の復興だって?

気が滅入ってしまう。

今年の後半も、迷いながらでもAFRICAN fAIRをやり続けたい。

大地耕作の珈琲日記