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ブルマン日記    記: 大地 耕作







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2017年3月31日(金)・・・まぁーだだよ。


一昨日・昨日と暖かかった。

一昨日は店休日だったものの、営業している昨日はアイスコーヒーの要望がかなり有った。

まだ、在庫を持っていない今の時期は、予約でその都度作る。

この予約が続くと、ハイ次、ハイ次となってしまう。

「ぼつぼつ在庫を置こうかな?」

いや、5本・6本と注文が有り、「いつ行っても有る」となってしまったら、これも困る。

やはり鮮度を守る為に、まだ今の体制は崩さない方が良い。

まぁー、だだよ!



さて、昨日ナイスカットミルGが入荷した。

全体の色調が、私が思っていたものとも違っていた。

やはり現物だけが持つ迫力には、凄いものがある。

ユーチューブ、カタログ、ネット販売・・・・訴える力を感じる。

性能的に不満という事では無いものの、

価格が高くなったんだから、全ての物を金属製ぐらいにはしろよ!




2017年3月30日(木)・・・エイジドコーヒー


最近「エイジドコーヒー」なるものが話題に上っているようだ。

私は昔からニュークロップを販売し、東京のランブルはオールドクロップを賛美している。

先ずここが当店とランブルの基本的な違いだ。

オールドを作るためにはエイジングをしなくてはならず、

エイジドコーヒーとは、それをしたコーヒーまたは完了した物という事となる。



37年前、店を開業し、豆を売ってはいても、やはりオールドの事が気になって仕方ない。

でも、年単位での時間もかかるし、お金の余裕もそんなにある訳では無い。

ほんの少量だけ、これぞと思われる珈琲豆だけを、考えられる状況でエイジングしてみている。

時々取り出しては、焙煎して飲んでみたりもしていた。

感想は可能な限り、この日記にも記している筈だ。

昨日のNHKカルチャーにも、21日に焙煎したこの豆を持って行き皆んなに飲んで貰った。



一方、

この約45年間の珈琲人生の中で、感激した珈琲は数回だけ。

しかも超とつくのは2回だけ・・・実はその1回がこの月曜日だったのだが。

いずれもデミタス。

ネルの疲労度、抽出の為の湯温、気温、湿度・・・。

恐らくこれは偶然だろう。

偶然にしろ有ったことは事実だ。

なら、少しでも必然に変えようとするのが、私の仕事だ。

そして、2回ともニュークロップだった。

オールドでも必ず出来る筈だ。

なんせランブルのオールドのデミタスが私が感激した珈琲の一つに入っているからだ。





2017年3月28日(火)・・・ナイスカットミルG


新しく3月14日に再販売されたカリタのナイスカットミル。

当店もコーヒーフェア迄はと現物の入荷を見合わせていた。

ところが先日の土曜日、「これを入れてくれないか?」と注文があった。

土日はカリタも休みだからと、昨日の「月曜日に注文しよう」と待っていた。



ところが、店の営業開始してすぐに

「相談したいのですが、コーヒーミルの事ですが・・・」

聞けば、一日何杯もの珈琲を飲むらしい。

手挽きでは、自分にはとても間に合わないので、店で粉に挽いて貰ってるらしい。

「わぁー、勿体ない! 挽く時の香りをその店に置いているよ」

「分かっていますが方法はそれしかないと思って、でもやはり良いミルが欲しい」

「今、値段は上がったのだが、僕はナイスカットミルしかないと思うよ」

「先日、注文が有ったのだけど、土日だったし、まだ注文していない、何なら一緒に注文するけど」

「じゃあ、私のもお願いします。」

早速、カリタに2台注文した。



いやー、家庭用で私が推奨するミルは、これしかないのだ。

このミルなら、性能は数十年の実証済みだ。

というより、今度は豆のまま買うことが出来るし、

珈琲の香りに満ちた空気と遊ぶことが出来る。

「大好きな珈琲ライフ」が、ナイスカットミルを手に入れた時から始まるのだ。





2017年3月27日(月)・・・お返しブレンド2


予定通り彼が来てくれて、早速のお返しブレンド。

「こいつぁー旨い!、冷めた方が甘味を感じるね」

やっと私の胸の疲れが取れた。



その後も、彼は此処での焙煎に励む。

「煎っ太郎」で500gを6釜。

時間もかなりかかる。

その間に生豆の別のお客様。

「時間があれば、煎っ太郎で彼が煎るのを見て行く?」

「良いんですか?」

「この機会の構造は・・・」と彼が説明。

私は自分の仕事を続けている・・・・時間が空いたらチョット見るだけだ。

2時間30分位かな? やっと終わった。

結局、最後まで彼は見ていた。

その後も3人で総括論議。



いやー、新しい風が吹いている。

私の店であって、焙煎を通して又ブレンドを通して、皆んなの店になりつつ有る。

新しい風は、心地良い春の風だった。




2017年3月26日(日)・・・お返しブレンド


私の誕生日の為のブレンドを頂いたことは昨日書いた。

それはそれで本当に有難い。

が・・・・密かにコーヒー屋らしく「お返しブレンド」を考えていた。

それも店で販売しているものでは無く、彼の為の特別な物。

そーだ! 例の「オールドクロップを使ってのブレンド」を作ってみようか?

というのも、彼は数年前のインフェルト農園のパカマラを飲んでいる。

だが、今回のは60点。

「ん・・・!どの様に料理してやろうか?」

これがまた楽しい。

純粋に香味と彼の事だけを考えれば良い。



数回の手直しをして、やっとの事でブレンドが出来た。

なかなか良い。

今日は彼が来る予定だ。

さて、彼の反応は如何に・・・・。




2017年3月25日(土)・・・誕生日


実は昨日私の誕生日だった。

FBでも、メールでもお祝いの言葉が多かった。

更には、直接店に来て頂いた人の中に、先のセルフ・ブレンドをした人も含まれていた。

ブレンド名は「おたんじょう日 Special Blendo」



勿論、すぐ飲んだ。

いや、気持ちは最高・最高に嬉しい。

だが、私は珈琲の事については冷静だ。

これが私に出来る礼儀だと思っている。

点数としては75点。

以前のブレンドの方が私は好きだ。

もう一歩主張が欲しいし、甘味が欲しい。

ブレンドの場合、特に判定が厳しくなる。

産地別は天候や価格も影響するし、一部その性にも出来る。

が、ブレンドの場合はそうではない。

逆にブレンドの方が製作者の気持ちが入る。

でも、繰り返しになるが、その気持ちが嬉しいのだ。




2017年3月24日(金)・・・証人喚問


こんなに国民の関心を持っての証人喚問は無い。

国民は「真実を知りたい」だけではなく、国という概念を左右するものだ。

「納税」は義務となっていて、これが国を支えている。

更には、この国の政府と総理大臣の進退をも左右する。

迫田氏と武内氏は、証人喚問では無く参考人招致なのか??

今日、その参考人招致の日なのだ。

何を語るやら!



午前中が参議院、午後は衆議院。

そしてかなり遅れたが夕方18時から外国プレス協会での会見。

Abema TVでライブ中継を見ていた私も疲れたのだから、

ご本人はかなりのお疲れだろう。



私の考え方と籠池氏の考え方は180度違う。

が、色んな考えが有ることが民主主義の前提だ。

だが、間違った権力を振りかざすのは絶対いかん!

これが独裁を生みかねない。

籠池氏の昨日の証人喚問は、この<権力>への挑戦と見えた。

まとまらない日記になってしまったが、ご勘弁を。




2017年3月23日(木)・・・オールドクロップ


2009年のグァテマラ・インフェルト農園のパカマラ種を焙煎した。

記録によると、2014年にも焙煎している。

私の記憶によると、当時は生豆を見ても、その香りもあまり変わっていなかったようだ。

が、今回はハッキリ変わっている。

生豆も綺麗ではなく、香りも少ない。



いざいざ・・・。

点てて飲んでみるしかない。

結果・・・60点。

美味しいものの、とてもパカマラ種には程遠いようだ。



今年は2017年だから8年前のクロップだ。

もう数年寝させてみよう。

更にどの様に変わるのか?




2017年3月21日(火)・・・ドリップ式抽出 2


この日記は、公開の私個人の記録という事を珈琲業界の問題点を通して書いている。

お陰で珈琲愛好者にも数多く読まれているようで、本当に有難い事だ。

しかも、ここに書いているものは必ず実際にやってみての事で、空論では無い。

まぁー、昨日からの続きに入ろう。



B について・・・

結論から言うとこれは95℃ということになる。

ネルでデミタスは、もっと低い温度だが基本的に95℃。

95℃には2つの方向が有って、下からと上からの温度だ。

上から95℃とは、必ず沸騰を確認してこれを冷ますという事だ。

冷ます時に一度全体の抽出器具をお湯で温め、そのお湯を使えば楽だ。



C について・・・

粉にお湯が接触してから5分以内。

やむを得ず、新鮮過ぎたり、古過ぎる豆を使う場合でも5分以内。

理想的には3〜4分を目途にしたい。

これ以上過ぎると出過ぎの傾向に、短すぎると薄い珈琲になってしまう。



さていよいよ最後のDだ・・・

出来上がりマグカップ3杯分を例にとろう。

私は毎朝500ccの珈琲を作っている。

その際、半分量の250ccが濃い珈琲液を作り、

白湯をその中に入れて500ccに伸ばす。

<アイスコーヒーの場合は、氷で急冷する>

500cc全てを珈琲で作ってしまうと、時間も延び出過ぎの渋味が出てしまう。

但し・・・・これは2杯以上の時で、1杯だけの場合は抽出時間も短くなりがちだ。

この際は最後まで珈琲を作っても良いのだが。



@〜Dは独立した考えではなく関連しあっている。

更には、私にはまだまだ分かっていないことが多い。

変更する事だってある。

完成という事は無いだろうし、今も<より美味しい珈琲>を求め続けている。




2017年3月20日(月)・・・ドリップ式抽出


以前にもちょっと触れたことがあるかも知れないが、

改めて、私が思う抽出について触れてみよう。



珈琲全体の味覚に、抽出はあまり影響しないというのが私の考えだ。

でも、ゼロとは思って無い。

現にサイフォン式や、エスプレッソ式や、パーコレーターとは大いに香味が変わる。

それぞれに長所・短所があり、短所をなるべく克服することが「上手」という事にもなろう。



そういう意味では、私はドリップ派なのだろう。

ネルにしろ、ペーパーにしろ、ペーパレスにしろドリップで大切な事は

@ 炭酸ガスを如何に上手に抜くのか?

A 粉を暴れさす事無く注湯するのか?

B 注湯の温度は何度が良いのか?  

C 抽出時間はいか程か?        

D 特にドリップの場合、出過ぎに注意 



@ について・・・

松屋式の考え方が正しいと思っている。

現在NHKカルチャーでも昨年からこの方法に変えてしまい、

私個人でも毎回この方法を実践している。

これはカリタ・メリタの台形のドリッパーでも、ネルでもそのようにしている。

つまり中央部を大きく穴を掘り、中央部を浅くしてガスをしっかり抜くように準備する。

そしてお湯との初遭遇だ。

珈琲の粉の上にお湯を乗せるような感じで全ての粉に・・・

<この時にも中央を重点的に>

細かい泡が出てくるが、これが炭酸ガスの姿だ!



A について・・・

豆の鮮度にもよるが、非常に新しい場合は蒸らしにたっぷりの時間をかける。

<既にガスの抜けた古い豆は30秒ほどで充分>

<水出しの場合は少量の水で15分以上時間をかける。>

ガスの方がお湯の比重より軽いので抽出の際、粉が暴れやすい。

ここから技術の事だが、注湯の力でなるべく粉が動かないように、

つまり手首の動きを止めて、

脇を締め、身体全体で、細いお湯が垂直にだけ注がれるようにする。

長くなりそうなので、B以降は明日にしてもらいたい。




2017年3月19日(日)・・・珈琲豆の保存


珈琲豆の深煎りの場合、豆に油が回るのが気になる。

独特の匂いを発す、要注意という事だ。

販売する我々の側は、最悪の場合は捨てればそれで済む。

消費者もそういう事なのだが、実際にはそうしていないようだ。



そこで豆の保存方法が問題となる。

油が回る原因の大きな意味を持つのが酸化だろう。

空気も入らないように完全密閉して、

冷蔵庫に入れておくだけで2〜3か月は大丈夫だ。

冷凍だって出来る。

ただ、これも実際に家庭では困難だ。



「密閉できる缶や瓶に入れておけば大丈夫だろう!」と思う人もいようが

これも大きな勘違いだ。

扱い安さの為に缶や瓶を使うが、開け閉めごとに空気が入っている。

チャック止めの袋が一番良い。

袋の空気を完全に抜いて、袋ごと缶や瓶に入れるのだ。

しかも、その缶や瓶を冷蔵庫の中に入れて保存する。

文字にしたら大変なようだが、全然たいへんではない。

ようは、ちょっとした気遣いだ。

40年以上、私はいつもやっていることだ。

深煎り珈琲を飲むなら、そんな些細な事ぐらい問い直したい。

そして可能な限り豆のままでの保存。

やむを得ず、粉にした場合も同じことだ。

ただし、寿命は1/20ぐらいになると覚悟しておいた方が良い。




2017年3月18日(土)・・・ペーパレスにペーパー2


ペーパレスにペーパー、ふざけてやってる訳では無い。

確かに最初は「普通では面白く無いので・・・」と試したのも事実。

それもくだらん味だったら、そこで終わってもいようが、

そうではなかったので、やるほどに興味が湧いて来る。



こんな事「カリタ・メリタ方式」だったら出来ない。

円錐形のハリオのペーパレスだからやれたのだ。

ペーパレスの香味の欠点をペーパーを敷くことで解決したい。

やってみて、後片付けが簡単だという事も分かった。

もっとも、ネルドリップでの解決という方法もあるが、ここでは触れない。



「パンツの上からふんどし」かよ!

良い表現だ。

「旨ければ良い・楽しければ良い!」

旨いと感じる事が生きている実感だし、楽しい事が遊びの原点だ。

ついつい我々は真面目過ぎて、肩に力が入ってしまう。

ペーパレス・・・と言われるからペーパーは要らないと思い込まされ

ペーパーフィルター式・・・・と言われるからドリッパーが必要な気がする。

ペーパーとペーパレスさえ有れば、ひょっとして年中?

「水出し」だって出来るかも・・・




2017年3月17日(金)・・・ペーパレスにペーパー


ここ当分ペーパーフィルター式で珈琲を点てていない。

が、 ここ1週間ほどペーパレスで苦味を感じてきはじめた。

NHKカルチャーでは、諸事情あってペーパーフィルター式で点てている。

先日の超深煎りのブラジルもそんな苦味では無かった。

「ウーン、やっぱり今の時期のドリップはペーパーかネルかな?」



改めてペーパーフィルター式で珈琲を点ててみた。

普通にしたのでは面白くない。

ペーパレスにペーパーを敷いてみた。

「おっ! なかなか良いじゃん! 味が綺麗じゃん! 香りも高いじゃん!」

  

ペーパレスをそのまま使うより、濾過速度も何故か速い。

かと言って、ドリッパーにリブが無い分、濾過速度も遅い。

しかも、後始末も簡単だ。

なかなか面白い。

これで粉の粗さや抽出時間も弄ってみるのも方法だ。

ま、兎に角、またこれでの遊びを感じてしまった。




2017年3月16日(木)・・・ブラジル豆



先月に続いて15日(3倍日)が休み。

今日が3倍日になる。

昨日は少し寒かったし、風も強かった。

でも一時より何となく春を感じる空気だ。



昨日の水曜教室では久しぶりのブラジルの焙煎。

ブラジルではセミ・ウォッシュドが増えているようだが、

私はあくまで旧来の自然乾燥式の豆が好きだ。

別に「食わず嫌い」という訳では無いのだが、ドリップにはこれの方が甘みが出る。



自然乾燥だけに教室内は煙がモウモウ・・・。

一人の生徒さんが物凄く深く焼いたので、これを飲んでみようと。

やはり旨いが、カフェオ・レやカプチーノに最適ばかりと感心した。

寒いから焙煎には時間がかかり苦労するが、

風のお陰で早く冷える。 これは良い側面だ。




2017年3月14日(火)・・・
ナイスカットミル


ナイスカットミルについて正確な情報が入ったのが土曜日。

すぐに電話したが、土・日とカリタは休み。

やっとのことで月曜日の昨日連絡が取れた。



改良されているところは何処ですか?

刃や主要部分は旧式の大丈夫ですか?

価格はいくらですか?

カリタからの答えは、刃など旧式の物も使えますという事で一安心。

粉の受皿も従来のプラスチックから、と背高くなったステンレス製になっている

ここまでは良いのだが、最後の価格の問題だ。

今流行りの「オープン価格」で希望としては¥45,000。

「えーーーー!」

先日の¥36800は、あくまでアマゾンでの先行予約価格だ。

うーん! 唸ってしまう。

これに関しては、私も考えることがいっぱい有る。

時代は変わったのだと言えばそれまでだが、

本当に、純粋に、夢として、珈琲を愛する人への進歩と言えるのだろうか?




2017年3月13日(月)・・・カラオケ


講義が終わって、日曜日教室の生徒さんとカラオケに行った。

私の誕生日祝いの意味もあった。

本当に本当に楽しかった。

カラオケボックス自体も飲み屋以外は18年ぶりぐらいだ。

随分方式も変わっている。

が・・・生徒さんが全てセットしてくれたので、助かったのも事実だ。



それはそれとして

生徒さんの講義では見れない顔が見えた。

数人しかいない日曜講座だが、その数人が普段とは違う顔を見せる。

つまりは、「珈琲の美味しさ」と一言で言ってしまうのだが、

美味しさにも、実は様々な形があることが分かった。

逆に私の普段では見れない違う顔も見れた事だろう。

「美味しい事とは楽しい事」「楽しい事が美味しさを生み出す」

私の持論だ。

論とは実際であって無くてはその意味が無い。

自然に一つ一つ実現してくれているのがNHKカルチャーだ。





2017年3月12日(日)・・・ナイスカットミル


カリタのナイスカットミルが無くなって約1年。

明後日14日よりナイスカットミルG(#61101)として復活する。

価格はアマゾンで¥36,800。

以前のが¥24,500(シルバーは¥27500)だったからそれなりに改良されているのだろう。

メーカーとして販売したかったNEXT-Gは¥55,000。

価格の事ばかり言うようだが、高価であれば良いわけでは無い。

それなりの価値があり、それ以上の意味があれば安い。

現に旧ナイスカットミルはそれ以上の意味があった。

だから、「高いが安い」という変な感覚を生んでしまった。

その意味では今の時代ナイスカットミルGは適正価格か?

<ライバル機の「みるっこ」はカットタイプで¥60,000>



廃盤になって約1年当店は現実的に困ってしまった。

お薦めできる憧れのミルが無いのだ。

これでは夢が無くなってしまった。

ナイスカットミルは、その価格以上に<夢>だったのだ。





2017年3月11日(土)


何処の放送局も、また各地でこの日を忘れないようにと喪に服している。

私も心から哀悼の意を示したい。

いつもは自分が生きるのに精いっぱいで、

この日の事も娘の事も考えておれないのが現実だ。

でも、故人の月命日であるとかは、在りし日が偲ばれる。




2017年3月10日(金)・・・配達


基本的に当店から珈琲豆をお送りする時には、クロネコヤマトを使っている。

宅配便で最大手と郵便局が、値上げを発表した。

詳細はまだ分かっていないものの

再配達が疑問視されている。

人手の問題と、温暖化の問題は以前から言われていて、

当店も注文がある時に「時間のご指定は?」となるべく聞くようにしている。

でも完全ではなく、いっそう改善しなくては・・・。



様々な理由で、いつも誰かが家に居る時代とも言えない。

この傾向は更に強くなる事が予想される。

私たちはどの様にしなくてはならないのか?

こんな事を考え出すのも我々の生きる力だ。

「時間指定は?」こちらから聞けば、必ず応えてくれる。

送る側の気遣いと、受け取る側の感謝の気持ちで笑顔が生まれてくる。




2017年3月9日(木)・・・2度漉し 3


水出し珈琲を作るためには時間がかかる。

しかも、特濃となったら氷だけで水は使わない。

この3月・・・特に一昨日・昨日は寒かったので氷がなかなか溶けない。

やっとのことで溶けて、久しぶりに飲んだ。



一昨年はブルーバタックを使ったり、ロブスタ種を使ったりの特濃。

今回は昨年凝っていたSUNイルガチェフを使っての水出しだ。

素晴らしい、粘度も有って、甘味も有って、透明感も有って、香りも有って。

これはこれで飲んでみたが、ブランデーそのもので「おー、凄い!」の一言だ。



ただ、今回やってみたいのは2度越しだ。

超濃度のデミタス(60gの粉で100cc)でドリップし、それも飲んでみて・・・。

いよいよ、水出しで使った後の粉にそのデミタスを通過させてみた。

「おーい! 違うではないか! 後口もすっきりして雑味がない。」

さて次の・・・実はこれこそ本番。

水出し珈琲とデミタスを混ぜた。

これも旨い!

ただ、ハッキリ言って私としては、水出しだけの方が好きだ。

これは「好み」と言えばそれで終わってしまう。

私は「好み」は、濃さに起因する要素が多いのではないのか。

その意味では、これを単にお湯で3倍位に薄めたのもやってみた。

これの方が香りも立つし、旨く感じる場合もある。



それと液温だ。

別に温める必要もない。

美味しい珈琲は液温も超越している。

冷たくさえ無ければ常温で充分だし、お湯で薄めれば温度も上がる。

いや、いい勉強をした。




2017年3月7日(火)・・・2度漉し 2


取り敢えず、ペーパレスでの2度漉しは一応できたようだ。

出来るとは? 成功とは?  

ただぬるい珈琲液では無い。

珈琲豆も炭の構造を持つ、しかも低温の方がこの働きが強くなる。

この矛盾をどのように解決するのか?

まだデミタスなら低温も許されようが、普通の濃度の珈琲では・・・



私は、もう一度、三浦氏の記事を読んだ。(森光氏の推測文章)

ブランデーのような珈琲か??

今飲んでいるこの珈琲は、三浦氏の「ラール」には程遠いようだ。



フン? ブランデーのような珈琲

そう言えば「特濃水出し」を以前行った事が有る。

<2015年5/16、5/18、5/21の日記参照>

この森光氏の文章にも、水出しの事に触れている。

その辺りの自分の記事をじっくり読み返してみての挑戦として見よーっと!





2017年3月6日(月)・・・2度漉し


ヒョンな事でネルドリップの2度漉しを耳にした。

これはかねてからの私の疑問の1つだった。

珈琲豆はハニカム構造で活性炭と同じだという事は知っていた。

亡き三浦義武氏も「ラール」と名乗り、2度漉しを追及していたような。

今でもそうしている店が転々とあることは聞いていた。

私も何度かそれに挑戦したことが有る。

ただ如何せん<ぬるく>なる。



そーだ!

「ネルっこ」で使ったあの方法を使ってみよう。

昨日は珈琲を飲みすぎた様でゲップが多い。

今日挑戦してみよう。

出来ればペーパレスで・・・。




2017年3月5日(日)・・・松屋式


春めいて、何かと珈琲の話題もペーパーフィルター式になる。

先日のハリオのペーパーの質。

松屋式での抽出。

新しいハリオのペーパーを使っての松屋式抽出。

なかなか旨いし、チャント甘味が出る。

<マァ、ネルほどの感激が無いのも事実だが>



じゃー・・・・とペーパレスで松屋式。

これ苦味と渋味を感じてしまい、はっきり旨くない。

「おーい! 甘味さんよぅー 何処に行ったんだい?」

それなりに焦った。

今日もまた色々やってみる。



私はペーパーフィルター式が駄目などとは言っていない。

ただ、どうも私が求める<絶対珈琲>では無いようだ。

もう少しすると<水出し珈琲>と騒がれるのだろうな。

これも私は<絶対珈琲とは程遠くなって行くんだろうな>と感じてしまう。





2017年3月4日(土)・・・雛荒らし


昨日が3月3日の雛祭りだった。

女の子の祭りという事だが、何故かお婆さんも含め女性全般が輝いている。

昨月はバレンタインデーでやっと終わったばかりだと思ったのに。

男性は確定申告、ホワイトデーと攻め立てられる。

この辺りの風習に「雛荒らし」という物がある。

ここで初めて男の子の出番となる。

男子たるもの「荒らす・かき混ぜる」でらしさが出る。



話は変わる。

昨日「最中」を頂いた。

  

「最近の最中はこうなのよ。」とかあちゃん。

中身の「あんこ」と外身が別々になっている。

「アー、面倒くせー!」

気楽に最中を食べようと思ったら、ここまでせにゃーならんのか?」

鋏は出さなくてはならないし、ゴミはいっぱい出るし、手は洗わにゃーならんし

今度は手を汚さ無いようにと、今も食べているが私にはやっぱり無理だ。



そう言えば、昨今のインスタントラーメンも饂飩もいっぱい切らにゃならん。

「後のせ」とか「お湯と一緒に」とか、やっぱり面倒くせー。

大した味でもないくせに、これの何がインスタントなのだ。

そういえば「カップ焼きそば」のソースを先に入れた為、

お湯と一緒に捨てたという苦い経験も有る。



いや、男とはそういう動物なのだ。

女性との「和」をもって喜びとなす。

「女子会」はあっても「男子会」は存在しないし欲しいとも思わない。

いや、男は我慢強い動物とも言えるのだ。(エヘン)





2017年3月3日(金)・・・謎の甘味


特に「イブラヒム・モカ」が入荷して、珈琲豆の基準が香りを重視してきたような。

というのも、それまでモカの香りを誤魔化されていたのだった。

その意味では「イブラヒム・モカ」の香りは凄い役割をした。

「イブラヒムモカの会」はその後もヤーフェ、ジェルジェルツー、SUNイルガチェフと

名珈琲を紹介し続けた。

私もついつい、香りだけでは無いものの生豆・煎り豆からのそれを最優先したのだ。



ところが・・・

昨日飲んだ珈琲で、「何だ!この甘さ!」とビックリした。

マグレかと思って、かあちゃんにも聞いてみた。 同じ感想だ。

更にはもう一度点てて飲んでみた。 同じだ。

こいつぁー、凄い!

確かにナンスやルワンダも甘さを感じていたが、香りを伴った味覚だった。

何とこの豆は「エスペランサ農園のパカマラ種」だった。

パカマラと言えば、ついつい香りとみてしまう。

ところが今年のパカマラはその香りが弱いのだ。

「焙煎で何とか香りを・・・」といつも焙煎時に無謀な考えを起こしてしまう。

その弱い香りと味が調和したのか、本当に甘い。

テストした時には、全く感じなかった甘味。

まだまだ珈琲は謎だらけだ。





2017年3月2日(木)・・・親切


アルコールランプを使わないサイフォン。

前の日曜日教室では上手く行ったのに、昨日は失敗だ。

最後の最後で、上のロトが抜けない・・・

時間ばかりがかかり、ついにはペーパーで超す羽目になった。(トホホ)

これも生徒さんからのアドバイスだ。

改めてロトは力強くさしてはならない。



さて、話変わって

踏切の中で、車いすのおじいさんが苦戦している。

「どうしたの? チョット待って・・・」

焦っているようで、おじいさんは言葉も出ない。

見ると線路の隙間に、車いすの小さい車が入っている。

私にとっては簡単な事だが、一人で車いすに乗っている彼にとっては大変な事だろう。

しかも踏切の中・・・焦ったに違いない。

「有難う! 助かったよ」

「何処に行くの?駅に行こうと思って」 「じゃーもう安心だ!」



前の2月15日、声だけかけて、見過ごしてしまった私。

今回はカブから降りて、現実に動けた。

非常に些細なことだが、

改めて、親切はした方もされた方も晴れやかな気持ちになる。

先のロトの件といい、この件といい、

人は自分一人では出来なかった事でも、もう一人の人がいれば出来る。





2017年2月28日(火)・・・メーカーの謎


先日メーカーの悪口を言ったばかりなのに、いきなり。

ハリオの円錐型ロシの事だ。

ハリオからロシの形が変わったと連絡を受けていた。

ただ、外観だけではなくペーパーそのものが変ったとは連絡を受けていない。

インターネットでハリオのページを見ても、その事については触れていない。

もっとも、マイナーチェンジなど何処のメーカーでもあり得るし、

私もそんなの慣れっこになっている。



ただし、今回はマイナーチェンジ等ではない。

ペーパーフィルターのそのペーパーの事である。

それを常連様から聞いて、販売している私はそれまで知らなかった。

一つには、確かにNHKカルチャーではペーパーは使っているものの、

それは昔の物で新しくなった物ではない。

それ以外は店でもペーパーを使っていない。

販売の時には袋の外から「確かにタブ耳がついている、便利になってお客様から喜ばれる」

としか考えなかった。



「で・・・、味は?」そのお客様に聞いた。 先ずそれが気になったのだ。

「別に異常は感じなかった」・・・取り敢えずの一安心。

だが、気になって・・・、お陰様で久しぶりのペーパーだ。

だがただ1つ、あまりにも紙の色が白すぎる。

不織布のような気がする。 となると如何なる性質のものなのか?

お湯だけ注いでみると、特殊な香りは無く従来品より良いようだ。



少し安心したところでハリオに電話してみた。

「昨年、ご連絡していた筈ですけど・・・・、改めてFAXお送りします。」

FAXが届いて・・・「何だか昨年印刷物が届いたぞ!」

 

私の方がタブ耳ばかりが気になっていて、

「まぁ詳しくはインターネットで見ればいいや」なんて考えていらのかもわからない。

これで、確かに2安心だ。 

結論はお騒がせしましてという事になろうが、

大切な事なので、顔を見て案内して欲しいところだ。

改良の為の長所も、色んな意味で聞けるかもしれない。

結局、今回も消費者の反応を見るしかないのか?

メールや、ネットでは、案内の1/4にも満たない。




2017年2月27日(月)・・・昨日を超えて


日曜教室の生徒さんから夕方電話あり

「先生〇日に、教室が終わってから皆とカラオケに行かない?」

「良いね! 断る理由も無いし、私も喜んで参加します」

日曜の事でも有るし、かあちゃんに連絡。

すると、「いいね! お父さんの楽しいことばかり・・・・」

私なりに反論したが、時間が経つほどに頭にきた。

何も好き好んで計画している訳では無いし、

珈琲の最終的な目標は、楽しもうという事の筈だ。



ところが、さらに時間が経つと、今朝などは・・・

私はなんて心の狭い人間だったのか!

毎日、何杯もの珈琲を点てているのは、自分が飲みたいからだけではない。

ワイフを喜ばせたいからというのも大きな理由の一つだ。

ワイフがエスプレッソの量では少ないと言えば、ドリップにしたり・・・

いや彼女も私に合わせてくれている事も津々と感じる。

楽しい事・笑顔が、美味しい珈琲の最終的な目的なら、

彼女一人にさえ笑顔が見させられない、

私の点てた珈琲は単なる黒い液体であって、珈琲ではなかった。

彼女の昨日発した言葉の行間を読めなかった私は、心が狭かった。

今朝は、昨日を超えられるのか?

これは私の今日からの態度だ。





2017年2月26日(日)・・・サイフォン


今日と次のNHK水曜日教室は「サイフォン」だ。

普段は使っていないので、この日の為にだけ2週間程前から扱ってみている。

自分でも気を付けなくてはならないところは分かっているつもりだ。

実際やったら、力の入れ具合や様々な反省点を思い出す。

フィルターは紙が管理しなくて便利なようだが、ここでもネル地の方が良い。

珈琲の油分を通すからだ。



最後に、昨日、紅茶をやってみた。

紅茶も、バーブも理屈の上では出来る筈だ。

でも、驚いちゃった!

上のロトの中で茶葉が、もの凄い勢いで廻っているのだ。

やっている私の方が怖くなって、1分弱でアルコールランプを消してしまった。

味は案の定、渋いは薄いはで、力という物を感じない。

ミルクと砂糖を加えて、やっと飲める感じだ。



珈琲にも紅茶にも清飲がもてはやされている日本では、

英国のようにミルクティーが前提条件ではない。

仮に「英国風」を追及したとしても、その抽出器具としてサイフォンを使うのか?

日本には急須という良いティーポットが有る。

これで充分だし、その方が清飲もミルクティーにもなる。




2017年2月25日(土)・・・亡き森光氏


博多の美美の、亡き店主森光氏の奥方から満中陰の届け物が届いた。

私はそんなもの全く期待してなかった。

店の今後より・・・これも身内の人には大切な事だろう。

私にとっては森光宗男氏の、我が国の珈琲に対しての功績が偉大な感じだった。

何だか「満中陰」という事で霞にかけて欲しくなかった。

もっとも、「お選びください」の本を送って来た訳では無い。

「流石―!」と思った。



その中に珈琲豆が入っていた。

奥様が焙煎されたに違いない。

葬儀の席だけでも300人位の参加者だったので、

おそらく500人以上の珈琲豆を焙煎・パックされたのだろう。

その時にも、亡きご主人の事を思い出しては涙ぐまれた事であろう。

お通夜も、葬儀も儀式だ。

喪主をしっかりさせられてしまう。

その後、店を預けられた彼女も、お客様との話に故人をゆっくり偲ぶ事は出来なかった筈だ。



いの一番に私もその珈琲を味わった。

「中味ブレンド」と書いてあったが、かなりの深煎りだ。

豆から、粉、液体からの香りは、恐らくイエメンがベース。

ここでも亡き森光氏の業績が偲ばれる。

さようなら森光さん。 そしてイブラヒムモカの会こそ貴方の最大の業績だ。

そして、イブラヒムモカの会・・・・更なる発展あれ。





2017年2月24日(金)・・・私の夢?


確定申告も終わり、心改まった昨日の最初のお客様が

久しぶり(十数年ぶりかな?」の珈琲関係者。

「おーい・・・久しぶりだなぁー。 元気にしてる?」

「でももう、店では金を頂いての珈琲は飲めなくなったんだよ。」

「どうしたん?」

「簡単に言えば、私も歳をとったからな!」

ご主人が歳をとっても、従業員が若くって営業している店はいっぱい有る。

でも、当店はそういう店では無いし、しようとも思ってはいない。

それどころか、喫茶をやめてからこそ、見えたことがいっぱいある。

喜んでそれに挑戦しているし、この日記もだからこそ続けられる。

久しぶりの彼は、言い続けてはしていても、出来無かった私の夢を知っている。

他にも知っている人はいっぱい居る。

「やっと念願が叶ったんですね。」・・・・多くの人から言われる。



店を営業しながら、店を飛び出そうと模索している。

暗に絶対珈琲を求めている。

多くの人がセルフ焙煎を楽しんでいる。

自分で焙煎して、オリジナルブレンドまで作っている。

この路線を指針としなくてはならない。

ただ、私にはそれが何なのか?私には未だに分かっていない。

路線ははっきりしているものの、具体的方法が未だ私には分からないのだ。

新参者です。 宜しゅうお願い致します。




2017年2月23日(木)・・・確定申告


確定申告が昨日終わり、今朝は小雨が降ってはいるが最高の朝だ。

20数年、税理士さんにお願いしていたが、

経費節減のため、数年間私がやっている。

税理士にお願いしたとしても、資料はこちらが出すので

頭を切り替えるだけで・・・私がやろう!



去年も、今年も、喫茶をやめてからというもの

確実に売り上げは半減している。

但し、逆に時間は出来た。

店の営業だけではない、家の事や自分の将来の事がゆっくり考えられる。

今年ももう50日過ぎたが、TAKE OUTの変化、生豆への要求、セルフ焙煎等

昨年とは明らかに違ってきている。 段々、珈琲豆屋になっているのだ。

古い店だが、歳も取っていますが、2年前からの新参者です。

宜しゅうお願いします。




2017年2月21日(火)・・・ベスト商品を願う


メーカーさんよぅー。

売り上げアップの為か何か知らんが、1年に何個も新製品を出すなよ!

こんなもの5年に1個程で良いんだ。

従業員にもチャント説明出来るようベストなものを作れよ!

そして、販売に誇りが持てるようにしろよ。



何だか、ベターにもならない、下手ものばかりを乱発している。

最終的には、消費者も情報過多で大型店舗路線になっているじゃないか!

小売店の誰も説明出来ない(聞こうとも思わないが)無責任な商品が溢れかえっている。



もう私は新製品?のテスト?の側には回らない。

今迄の古い?器具で充分だ。

だって、本当に進歩していないからだ。

単に食わず嫌いではない、いっぱい食ってみて

旨くないと結論づけた訳だ。

でもアンテナだけは張っている。

最良の物が出来たなら、それを自信を持って案内して欲しいし、

実際に厨房に入ってやってみて欲しい。

この37年間の間に、厨房に入ったのは「KEYドリッパー」だけだった。

この時にも、私は「ウーン」と唸っただけだった。

でも・・・その後もビックリする程の数が売れた。




2017年2月20日(月)・・・自分の為の珈琲


まだまだ寒いが、確かに春めいてきている。

何年か前だが、「アイスコーヒーを始めようか?」と言ったら

「せめて3月になってからにしたら?」とかあちゃんに言われた事が有る。

朝は寒くても、晴れだったら昼間は本当に温かい。

しかも服装は冬のままだし、当店へのご来店は100%車で、

車中は暑いぐらいだろう。

もっとも今年はそこまでではないが・・・。



昨年の今の時期に比べて、TAKE OUTの珈琲が良く出ている。

冬はお湯を沸かし、その都度点てるから時間がかかる。

だけど、夏のアイスコーヒーとなると、氷を入れて注ぐだけ。

お客様の待ち時間は、10分の1位になる。

この調子で行くと夏が楽しみとなる。



ただ、「家庭で作る珈琲」を目指す私としては、

「本当にこれで良いのか?」と考えてしまう。

あくまで、私が作った珈琲であってはならない気がする。

確かに私は毎日何杯もの珈琲を作る。

但しそれは私とかあちゃんと私の友人の為の珈琲だ。

そしてそれはペーパーフィルター式を、今完全にやめている。




2017年2月19日(日)・・・絶対珈琲


数十年前の話ばかりしていたら、何だか寂しくなってしまう。

けっして昔に帰れば良いなんて思っていない。

もう過ぎ去った時間は帰ってこないどころか、今は過去が有るからこそ在る。

昨日、良い言葉を耳にした。

「初期化」という言葉だ。

昔に帰れというのではなく、

先に向かおうとするから、今の問題点を見つけ、過去を捉え直そうという事だ。



それは料理の事だったが、珈琲にも当てはまる。

最新の豆や焙煎道具や抽出器具・・・何か進歩しているように見える。

が・・・本質的には何も変わっていない。



ゲイシャ種やパカマラ種は、確かに素晴らしい豆だが、珍しさが先に来る。

今日・明日の生活の中で、この豆が本当に必要なのか?

毎日毎日ゲイシャ種ばかりを飲むわけでも無かろう。

美人も3日も見れば飽きるという物だ。



焙煎機だって、40年前の家庭用焙煎機で全く問題ない。

最近は煙が出ないとか、プログラミングとか、セットさえすれば誰でも出来るようになっている。

手編と手鍋を超えられていない。

ただ、貴方にしか出来ない技術が伴う。

逆にそれが達成感を産み、愛着を生む。

これが良いコーヒーミルを求め、挽きたて、保存の情熱を生む。

抽出方法だってネルドリップや微粉の旨さを超えられない。



訳の分からない業者の利益の為にだけではなく、

真の本当に美味しい珈琲を求めてやまない心を大切にしたい。

私はそれを<絶対珈琲>と名乗りたいし、求め続けたい。




2017年2月18日(土)・・・思い出 2


今日も珈琲の話から離れる。

実は先日から30数年前の「スクールウォーズ」というドラマを見ている。

昨日の夕方26話全て見た。

当時の事で1話が1時間。

つまりは、のべ26時間。



店で見ていたことになる。

その間、当然お客様が・・・。

「これラグビーの実話でしょう? 懐かしい!」

「知ってる知ってる・・・私、産まれてなかったんだけど」

産まれて無かった人が物心ついたのは、数年経っての事だろう。

3倍日はパスしたものの、

それ以外の日のお客様全員が知っていたとは驚く。

他者を信じる事・待つ事・そして許す事。

ONE FOR AII そして AII FOR ONE。

今の時代、私にもう一度問いかけたい。





2017年2月17日(金)・・・思い出


今日は珈琲の事から少し離れる。

私にとっては大変な物が見つかった。

大学の受験票だ。



工学部・建築学科・・・・実はこれは落ちた。

で・・・・もう一度の挑戦として、理工学部・建築学科。



当時。建築学科というものは殆ど無く、競争率32倍。

100人教室での受験だったが、この中で3人の合格者か!。

しかも、1学年上が戦後第一のベビーブーム。

という事は、一浪以上がゴロゴロしていて、現役は極端に狭き門。

更に、東大入試が無かった年だ。

事実、大学に入ってからも、1浪80%、2浪以上10%、現役10%だった事をはっきり記憶している。



この受験票。

実はかあちゃんが持っていた。

「お父さん大変なものが見つかった!」

「何でお前が持っているんだ?」 「私も分からない」

おそらくだが、私が悔しくて大事に保管していたが、

整理の苦手な私だから、「お前が保管しておけ!」と渡したのだろう。

私は高3まで一枚の丸刈りだった。

この写真は、高校を卒業してうっすらと髪が伸びている。

いやー、懐かしい。

が・・・・こんなの個人的な思い出で、他人には何でもない。





2017年2月16日(木)・・・お道具箱


昨日が15日の3倍日だったが、店休日だったので今日。

来月も同じパターンになる。

このパターンが起こる確率は?

頭が痛くなってしまっては、夜も眠れない。(笑い)



さてNHK教室の生徒さんが、木で素晴らしい箱を作ってくれた。

<府中の伝統的>風の凄い箱だ。

前回、珈琲のサーバーが破損したから紙製の箱では駄目だと言って・・・。

有難い。 いや本当に有難い。

確かに私の講座だが、先の手作り焙煎機と言い、今回と言い

皆んなで作って行く教室に成長している。

これは若輩では出来ない、歳を取ったからこそ出来る年輩の特権だ。

私も<世の為人の為>、もっと成長しなくてはならないと思う。



教室からの帰りに、

スーパーから重い荷物を持って、やっと歩いている老人を見た。

「大変ですね。 ゆっくり休みながら歩いてください」とだけ言って、

私はカブで・・・。

帰ってからでも時間は有ったのに。

もう一度カブを駐車場に止めなおして、もう1歩も2歩も踏み込めなかったのか悔いる。

これからますますこんな事態は増えるだろう。

考えさせさせられる。




2017年2月14日(火)・・・浅煎り131g


「酸味(フルーティー)の綺麗な珈琲って有るんですねぇー」

良ーく、聞かれる質問だし、私も時々はやってみる。

当店にもアメリカンブレンドとか浅煎りブレンドが有った。

でもあまりの人気の無さに、今は廃止している。

だが、これは極力酸味を出ないようにだった。

今回のテーマは、「酸味が出るように!」だ。



やってみる事と、追及する事とは違う。

124gのケニアの事も有るし、良いチャンスだからやってみた。

やってみるといっても、私の要求している生豆はそうでは無いので

所詮、焙煎の度合いを浅くするぐらいだ。



選んだ豆はイルガチェフのウォシュド。

これを131g程に・・・1次ハゼが始まってしばらくしてという事だった。

それとガスで焙煎する事を懸念して、数十年前の電気の焙煎機だ。



何でこんなに拘るのか?

「綺麗な・フルーティーな酸味」を大真面目に表現したかったのだ。

また、焙煎したてをドリップでエスプレッソで飲んで見た。

「それなりに良いじゃん! なかなか旨いじゃん!」

時々サンプルで来る焙煎よりも明らかに旨い。

取り敢えずの成功としよう!

まぁー、取り敢えず成功したから、それなりに威張れる。

だが、これ以上追い求めるつもりは無い。

「フルーティー」よりフルーツそのものの方が旨いに決まっている。

生豆屋が何だかだとフルーツやナッツやの言葉を使う。

これは生豆を紹介する時に使う言葉だが、そのまま珈琲の表現に使うべきではない。

珈琲だけの持つ、珈琲にしか表現できない、幸せ感を味わうべきだ。




2017年2月13日(月)・・・ケニア124g


昨日は本当に寒かった。

日曜教室だったが、根性を入れられた。

電車を待つ間にも、つい「ひだまり」の方に行ってしまう。



さて、日曜教室で昨日は焙煎の日。

ケニアを焙煎した。 目標120g。

ところが124gの人がいた。

「この豆を飲んでみたい人」・・・私も含めた全員だ。

よーし、点ててみよう。

今焙煎したばかりだから、抽出は難しいし、

本当の香味が出ているか否かは疑問だ。

でも、そんな些細な事より、この豆が飲みたいのだ。

点て方なんか、私が傍にいる。



旨い! 凄い旨い!

私も、皆んなも感激した。

店で使用の焙煎度は、違う考え方も有る。

この豆に集中して、その豆の個性だけを発揮する焙煎度は

別の所にあるのかも知れない。




2017年2月12日(日)・・・店を飛び出した珈琲


私が珈琲を点てるところを見せて欲しい・・・という要求があった。

私は丁重にお断りした。

「でも、NHKではやってるのでしょう?」

確かに年に一回ぐらいはやっているかも知れない。

が・・・・基本的に生徒さんにやって貰っている。

私は、横から見て能書きを言っているだけだ。

「じゃー、私が点てる所を見て貰って良いですか?」

「もちろん、お金は払います。」

そういう問題では無いのだがな?とも私は思ったのだが、

お断りする理由も見つからないので「良いですよ」



その方は「抽出」に物凄く拘っていらっしゃる様だ。

私は色々やってみて「抽出」より、

生豆の選択・焙煎・カットの方が、よっぽど大切だと思っている。

抽出を無視している訳では無いが、

豆の油分の抽出か? 油分の無い方が良いのか?とか

微粉の液体への影響や、粉に刺激を与えた方が良いのか否か?

抽出温度は?位しか考えていない。

で、最終的にはネルドリップ、デミタス。

彼の抽出への拘りがどうしても理解できないのだ。



私が点てないコーヒー。

店を飛び出して求めているコーヒーは、

設備の整った店内ではどうしても出来ないのだ。

不自由を感じながら、それなりの珈琲が私に如何に出来るのか?

今、私の関心はむしろ此処にある。





2017年2月11日(土)・・・210の日


毎年2月10日は我々の高校の同期会。

毎年、毎年やりながら・・・もう数十回。

何度やっても、楽しいのが同期。

かあちゃんから、「よく話が尽きないね」と言われるが、

話しても、すぐに忘れて行く歳にもなっているから、大丈夫。

新年を迎えたら、早速この手配。

「おーい! 今年も○○で○○時からやるぞ! 出て来いよ!」



今年はこれに加えて、猫の捕獲。

この猫も保護して一ヶ月弱、少しだけ家にも慣れたようだ。

名前は「チョコ」。

バレンタインデー迄には、抱っこして店に来れるようになりたい。

皆んな待っている・・・はず!




2017年2月10日(金)・・・ぬるい珈琲


「熱い珈琲」・「ぬるい珈琲」の意味が一つ分かった。

正解じゃないかも知れないが、

砂糖やフレッシュを加えて、珈琲を飲むか否かだった。



実は私、長い間珈琲に何も加えず飲んでいた。

デミタスはぬるいが、当たり前だとも思っていた。

ところが、昨日ひょんなことで普通の珈琲に砂糖・ミルクを加えて飲んだ。

折角ドリップで出来た珈琲が「ぬるく」感じるのだ。

「そーか! こんな事で・・・」

今更の発見だ!

しかも「ぬるく」感じるのは、今のこの時期。



その考えられる解決法は?

何かを加えれて飲む場合、<カップを最初からしっかり温める>

この方法が最も簡単な方法だろう。

いやー、今更・・・・という発見だった。




2017年2月9日(木)・・・ヌクメンス?


昨日は定休日でNHKカルチャーも休みだった。

陽気に誘われて家の花を探しに行った。

まだ今は寒いものの、これからどんどん花の季節になる。

その中に「ヒヤシンス」と言う名の花が・・・

「まだまだ寒いのに、冷やしんすは無かろう!」

名前を聞いただけで余計に寒くなる。

「ヌクメンス」と言う名前の花は無いのか?

やはり無かった。




2017年2月7日(火)・・・美味しかった


最近、全ての動物が可愛く感じる。

猫や犬は勿論の事、鳥も魚もハエやゴキブリだってだ。

その種類の名前などは良く分からない。

種類名よりも<命>を感じてしまうのだ。

もっとも人間である私も、他の命を頂戴しなくては生きていけない。

命を頂戴する時にも、苦しませず、出来れば気が付かないままあの世に送ってやりたい。

そして、食べる時にも飲む時にも<頂きます>の心を持つ。



コーヒーの木だって、茶葉だって命だ。

自分が輝こうとし、子孫を残そうとしている。

私たちはその生命活動を頂き、自分の心身の再生産をしている。

こんな珈琲豆を、最大限に輝かせたいのだ。

珈琲を飲む時に「頂きます」とは言わないが、「美味しかった」がその代わりをしている。

私のやっている事と言えば、その言葉を作り出す些細なことだ。





2017年2月6日(月)・・・珈琲教室


約2年前に「無料珈琲教室」を連続10回やった事がある。

MHKカルチャーの日曜教室も始まり、

「実際はなかなか時間が取れないから・・・」と私の都合で止めた。

でもこの教室のお陰で、昨日言った常連の人も増えた。

今でも「こちらの方に来たからと」店に寄ってくれる。

一仕事済んだ私は、今でも無料の講座を求めている。



2年前の講座も店で行った。

確かに店の方が全ての道具も揃い、かっても分かる。

逆に勝手が分かり過ぎて、全て私がやってしまう。

珈琲の為に、段取りが出来ている家庭など有ろう筈がない。

それでいて「家庭用の珈琲豆」を売ろうとしている。

つまり矛盾と思える。



店から飛び出して常連さんの息のかかったところに

私の方から出て行くことは出来ないのか?

勿論、無料で・・・

こんな事はNHKカルチャーでもやっている。

だけどこれは有料になってしまわざるを得ない。

私が今求めているのは、これでは無い。

不便さも生徒と共通に感じた方が良い。





2017年2月5日(日)・・・常連


今朝は雨だ。

非常に残念だが、松永には行けそうもない。

まぁー、今日はかあちゃんの誕生日でも祝ってやるか!



さて、今日の本題。

「常連と一見の客は差をつけるのか?」

「当ったり前よぅー」

こんなくだらない事に疑問を持つ方がおかしい。

口には出さないまでも、勘違いしている人が結構多い。

親が常連だから、初めてのお使いでも子も常連?

配偶者が常連だから、私も常連?

確かに店側の私としては「そぉーですか!」と言う。

これは常連さんの一面を知っただけで、直接その人を知ろうとしている訳では無い。



つまり当店で言う常連さんとは

店のシステムを良〜く知っていて、

私も、その人の名前も、性格も、好きなるものも、興味も良〜く分かっている。

それだけに、私もその方に適合したアドバイスが出来る。

逆に、そこの食い違いが出てきたら

一から説明する事も出来ないし、本当に困ってしまう。

私も他の店に行ったら、「いつもの・・・」と言えるぐらいの常連になろう。





2017年2月4日(土)・・・ベトナム珈琲


昨日は節分で、今日は立春。

明日はかあちゃんの誕生日・・・あっ関係無いか!



実は明日5日は松永に行くつもりだった。

第一の目的が、改めて本場のベトナム珈琲を見てみたいこと。

10数年前ベトナムに行った事が有り、そこで、たらふくベトナム珈琲を飲んでいる。

が、その時の関心は<バター焙煎>と<豆の種類>だけだった。

ここでも、アラビカ種を使ったものこそ最高・・・と思っていたのだ。

更には、挽きたてこそ最高・・・とまで思っていたのだ。



現場の実際を体験しても、

受け取る私の概念が偏っていたら、真相を知る事は出来ない。

今でもまだ真相を知っているとは言えないが、

その時より少しでも成長しているつもりだ。

ベトナム珈琲には、アラビカ種よりロブスタ種の方が良い。

鮮度も新しいものより、完全にガスが抜けた古い方が良い。

練乳も「明治」(次に雪印)の方が良い。

その点はどうなのか?を松永で確認したかったのだ。

予報では、雨模様。

雨なら、残念だが行けない 





2017年2月3日(金)・・・液の温度


寒いからと言って、温かいものを食べる。

そうすると額に汗する。

身体中火照った状態で、外の冷たい空気にあたる。

「気持ちいい!」

冬は湿気が無いから、本当に気持ちが良いのだ。



私は珈琲が熱いのもご馳走、夏なら冷たいのもご馳走と考えている。

でも熱ければ良い、冷たければ、それだけで良いとも思っていない。

「ほどほど」という物が有ると思っている。

ところが

私が「充分熱い!」と思っていることが、

ある人には「ぬるい」と感じていると分かった。

私は猫舌では無いようだし、TAKE OUTの珈琲も「出来れば蓋を取って・・・」等と言っている。

蓋を取る方が蒸気でその液体の温度の覚悟が出来る。

穴の空いている蓋から、吸うように飲むと寧ろヤケドしてしまう。

<中国茶でこの原理を利用して、より熱く感じる方法もあるが、ここは日本だ>

先にも言ったように、今の時期は確かに「熱さ」も気持ちいい。

が、珈琲で・・・・、うーん唸ってしまう。




2017年2月2日(木)・・・ペーパレス 5


過去に「ペーパレスでデミタス」をやった事が有る。

その時には「やっぱりネルのもんよなぁー」としか感じなかった。

「108円の網を使ってデミタスを!」初の挑戦だ。

微粉が少ない分、しっかり時間をかけた点滴だ。

その分出来た珈琲は、更に「ぬるく」なる。

ここでも、下からミニ湯煎。



結果、豆からの凄い油分の量。

「こんな味初めてじゃわい!」

旨いのか? 旨くないのか? よう解らん!

でもどうも私が探していた、絶対珈琲とは離れているような。

温度が下がって冷たくなると、バター化していく。

これってやっぱり駄目なんじゃない?

改めて「ネルって凄いんだ!」



と同時にネル地の保存に冷蔵庫を使っているが、

冷蔵庫から出した時、ぬるま湯で洗う事の大切さがよーく分かった。





2017年1月31日(火)・・・ペーパレス 4


昨日は、つい猫の話になってしまった。

実はドリップする際、微粉が珈琲液に果たす意味を確認する為の網を手に入れた。

以前、関口氏の言うように#14と#80の物を入手していた。

今回入手したものは、その中間で100円ショップで見つけた。

これを使って微粉を払い、ペーパレスでドリップしようと思ったのだ。

逆に、この微粉を使いイブリックに使うという方法も有る。

  

まぁ、今回はドリップ。

何ぁーーーーーんじゃ、この旨味! 最高じゃん!

珈琲液はドローとしていて粘度はあるし、

油脂分も全く気にならないほどちゃんと浮いている。

刺激を全く感じないのに、後味にチャント甘味・旨味が残る。

まるで、違う珈琲を飲んでいるようだ。

ネルやペーパーでは気が付かなかった事実。

恐るべし・・・・ペーパレス。 108円革命か?

まだまだ挑戦は続く。





2017年1月30日(月)・・・「チョコ」デビュー


金曜日に避妊の為のカラーが取れて、昨日洗って貰った猫ちゃん。

これで100%の家猫となった。

それまではケージの中から外を見ているだけで寂しそうだった。

今迄ケージの外にいた「龍馬君」や「ペコちゃん」と仲良くやれるか?が心配だが

そこらは我々人間には手出しが出来ない。

上下関係も含めて、猫どうしで解決しよう。

でも、可哀想に1か月も掛かってしまった。





2017年1月29日(日)・・・ペーパレス 3


昨年末はあんなにやる気を無くしていた。

今の体制では元気など出るわけがない。

が、何故かこの2〜3日やる気が湧いてきている。

自分では分からないが、ある意味何か吹っ切れたのかも知れない。



ペーパーレスドリッパーを見直したせいかも知れない。

今の時期、これで点てた珈琲が本当に旨いのだ。

昨日も言ったように微粉は出るから確実に濁った珈琲となる。

でも、ドリップ式で私と母ちゃんが飲むのには、旨い方が良いに決まってる。

完全には無くならないまでも、極力微粉を少なくする事だって出来る。

しかも、所詮今の時期は完全珈琲を求めている訳では無い。

こんな事も<肩に力が入っていない>理由の1つかも知れない。





2017年1月28日(土)・・・ペーパーレス 2


早速、昔のゴールドフィルターもハリオのステンレスフィルターも使ってみた。

ゴールドフィルターは微粉が多い。

外国人は微粉などあまり気にしないのかも知れない。

でもどうも、ドリップ式である限りにおいて、私としては気になる。

口には当たらないものの、

内側の白いコーヒーカップで砂糖もミルクも加えない場合、そこに残るカスが汚らしい。

そーだ。

備前焼きのカップを使うと、底のカスが気にならないかもしれない。

確かに底は気にならなくなったが、最初から液の色が見えないので気持ち悪い。



でも、味も香りも良い。

珈琲の油分だけ抽出されて、微粉が出ない珈琲が憧れなのだがな!

<実は、これがネル>と私は評価する!!

「ネルっこ」も森光氏なりにネルの手軽さを示したが、

私は「タオルで水気を綺麗に取ってしまわないまでも(デミタスは別)絞れば良いし、

湯温も95℃に拘る必要など無く、沸騰直後を避ければいい。

カップを温めて、抽出器具を温めた、そのお湯を使わないのか?

それの方が私には疑問だ。

あっ! またネルの話になっている。
 




2017年1月27日(金)・・・ペーパーレス


ペーパーレス・ドリッパーという物が出ている。

これは昔からあって、「スイスゴールデンフィルター」という物を当店でも販売していた。

今は「ハリオ」のステンレスフィルターだけだ。

前者は「金メッキ」だったから高価だが、金ピカで確かに綺麗だった。



これとは別個に「モカ・プレス」なるものも脚光を帯びている。

これも昔っから有るもので、

日本では紅茶の抽出器具として「ハリオ」「テトレー」から販売されていた。

今日はこのプレスについては語らない。



両者の違いは

前者がドリップ式で、後者が浸漬式ということであり、

微粉が出る・・・珈琲の脂肪分が抽出されるという事は一緒だ。

確かにプレスは、この事を強調することに成功しているようだ。

が・・・、ペーパレス・ドリッパーの方は今一のようだ。

私個人としてはドリップ式のペーパーレスの方に興味があるが・・・

これまた、ついついネルドリップになってしまう。

そうだ! 今年は意識してペーパレスを使ってみよう。




2017年1月26日(木)・・・店舗でない珈琲屋


店舗ではないコーヒー屋。

笠岡の老舗が完全閉店すると知った時から、ズート考えている。

常設ではなく、イベント用のテント仮設でも店舗であることには変わらない気がする。



じゃあ店舗とは??

自家焙煎であろうが無かろうが、

そこのご主人が珈琲を作ってしまたら店舗となってしまう。



その人が焙煎し、配合し、点てて初めてその人の珈琲になる。

まぁー、こんなことする人は1万人に1人ぐらいだろう。

多くの人は煎った珈琲豆を店で買って、自分の家で点てている。

前者にしても、後者にしろ、一緒に考えてあげるのがプロの役目だろう。

更に、適切な「生豆の選択」こそ全ての前提になり、これもプロの仕事だ。

<一緒に考えてあげる>ことこそ、片田舎の私の仕事だろう。

つまり、私は珈琲を作ってはならないのだ。



良く勘違いするのは、

<カップテスターや商社の人間の言葉を偉大だ>と思う事だ。

彼らは、莫大な生豆在庫を如何に履くのかを考えていて

美味しい珈琲とか、様々の生豆の選択なんて2の次だ。

つまりこんなの彼らの興味ではないのだ。



店舗も無しに、そんな夢みたいなことが起こるのか?

起こる!

それが10数年続いているNHKカルチャーだし、

セルフ焙煎・セルフブレンド・オリジナルブレンドだろう。

この2つの結合をもっと深化ささなくては・・・・。







2017年1月24日(火)・・・それはそれ


「私が点てたコーヒーより、昔の微粉が出るメーカーで作った物の方が美味しかったんですよ

もーう、・・・・がっかりした・・・!」

日曜教室の生徒さんの言葉だ。

私は「それ大切な事だと思うよ。 皆で共有化しようよ!」



お気づきの人もいようと思うが

これ・・・、昔の微粉が出るメーカーってのがキーワードだ。

美味しかったと感じたのは、今の寒い時期だ。

この時期は紙で濾過した澄んだ綺麗な珈琲液よりも、

微粉が入り少々濁った珈琲液の方が美味しく感じるのだ。

で・・・、この時期私もエスプレッソやイブリック。



濾過するとしても、ペーパーでは無くネル。

つまり、珈琲豆の持っている油脂分がペーパーでは出ないのだ。

「そういえば、使ったメーカーは紙なんて一切使っていない!」

「だろうー! やっぱり紙が問題だと思うよ!」

ペーパーが悪いとは言っていない。

現に日曜教室も水曜教室もペーパーフィルター式で珈琲を作っている。

その方式と、昔のメーカーを飲み比べては駄目なのだ。

これはこれ・・・、それはそれ・・・と考えた方が良いようだ。 

何だか急に、壺中珈琲店さんの提起する「あん珈琲」が飲みたくなった。

これも濾過した珈琲では、全く魅力を感じない。






2017年1月23日(月)・・・閉鎖する老舗



昨夕聞いた話によると、

笠岡の自家焙煎店の老舗(今2代目)である店が、2月で完全に<店じまい>するらしい。

一時は5店舗と焙煎工場を持ち、37年前当店が開業する時にも挨拶に行った。

最終的には1店舗だけで展開し、その後2年頑張っておられた。

本当に寂しい。



始め有れば終わり有り・・・と言ってしまえばそうだが

実は、当店も同じ運命にあるかも知れない。

まだまだと頑張ってはいるものの、同じ流れの中にある。

昨年末、森光氏が亡くなり、今年も暗いニュース。



でもランブルの関口氏は102歳で現役だし、当店も充分現役だ。

私達がなさなくてはならない現在の課題は何なのか?

時代を良ーく見極め、変わってはならない事を継承し続け無くてはならない。

ひょとして、それは店舗である事に固執してはならないかもしれない。

これなら、閉鎖する老舗も未来へと羽ばたける筈だ。





2017年1月22日(日)・・・
ザ・ロースト


アメリカでトランプ氏が大統領になった。

この事をきっかけに、今迄あった価値観が変わってくれることを願う。

が・・・・右翼的に変わることは拒否したい。

壁をつくり閉鎖的になることは、何と言っても分断を基礎にしている。

結合を前提にするなら、如何に壁を取り払おうかと考えるべきだろう。



パナソニックから電気の焙煎機「ザ・ローストが販売される。

これはイギリスのベンチャー企業「IKAWA」との技術提携らしい。

生豆の提供は「石光商事」。

価格は10万円。

家庭用としては安いものではない。

( 私が40年前に購入した、家庭用焙煎機が7万円ぐらいだったから )



最大の問題が50gしか焙煎できない事。

40年前に購入した焙煎機は200g。

その後購入した焙煎機も150gとか200gとかが煎れる。

これって点てる時に、その都度煎る?

つまり、「貴方とは違うんですよ」と壁を作っている様だ。

個性と言えばそうとも言えるが、その割には自分では何もしない。

これでは、<能力は焙煎機の側に在って、人間では無い>ようだ。

これでは私の思う個性ではない。

これも右翼的に価値観が変わらないことを願う。






2017年1月21日(土)・・・貴方って本当に良い人ね



昔の歌で「貴方って本当に良い人ね、でもただそれだけね。

この歌詞は、繰り返し私のもっとうとしている。

自分に固有な歴史が、今の私を作っていると思っている。

人から見ると、名前は良男だが灰汁の強い悪男だ。



繰り返しオリジナルブレンドを飲むにつけ、

徐々にイエメン独特の甘い香りを感激しなくなった。

<旨い・・・確かに旨いが・・・ただそれだけね>と思えたのだ。

粉の粗さも極端に数回変えてみた、

でも濃さが変わるだけで、基本的な香味は変わらない。



先日の水曜日教室にもこの豆を持って行き、皆に飲んで貰った。

一つの感想として、「マタリをもう少し深く出来ないのか?」

こういう意見を頂き、多くの人が「この珈琲軽いねぇー」だった。

その前に「ケニア」を焙煎していたせいも有ってか、甘い香りなど感じられない。

もう一つの意見としては「SUNイルガチェフ・・・」

つまりこれらを総合すると、個性が欲しい! 味の奥行きが欲しい!となる。



実は私もそれが言いたい。

良い子ちゃんだけではなく、個性・・・、つまりベースをはっきりする事が必要な気がする。

となると・・・おいおい、「街はずれ」になってしまうではないか!(大笑)






2017年1月20日(金)・・・



たまたま、自宅のエアコンが2台故障した。

一台は10年にもならない、もう一台は20年弱だが6〜7年は使っていない。

もっとも、後輩の電気屋にみて貰おうと電話した。

「えー! これ20年位前のエアコンだよ。」

「大体どの位の時間で、古い新しいが決まるの?」

「今の器具の感じでは10年だな」

「エ―ッ 10年!」



昔の事を言ってしまっては、時代が違うと、年寄りになってしまうが、

我が家の13室の全室にエアコンが完備され

一台壊れ、一台壊れと新品に変えざるを得なかったが、

2台同時というのは今回初めてだ。



お陰で「夢」の点検が出来た。

エアコンなんて夢だった。

単なる金額の問題ではない(私にとっては金額も重要な問題だが)

夢の実現の為に、節約も出来、頑張る事も、嫌われる事も出来た。

その夢が10年か! 安い夢だな!。

更には廃棄するのも費用が掛かってしまう。

<ゴミを減らそう><リサイクル>では無く、<使い捨て社会>の価値観。

エアコンだけではなく、人間もそうなってしまわないかと恐れる。






2017年1月19日(木)・・・素晴らしい水曜日教室


今年初めての水曜日教室だった。

日曜日教室は既に一度やっているが、

長いだけ水曜日教室の方が心弾む。 これも仕方のない事だ。

先ずは新年の挨拶。

一人遅れてきた人がいて

「もう出席もとったよ。 新年の挨拶も済ませたよ。」

「そーですか。 全員一言づつ・・・?」

「いや、代表して私が・・・」

教室の最中、「今年の正月は大変だった・・・」などの話。

そうか! 本当に全員に一言づつ言って貰うべきだった。

水曜日教室は、生徒数も多い。

全員が同じ問題を共有化することは難しい。

でも、こんな事こそ大切なのだ。

皆んな同じ志を持つ仲間だ。

私は先生でもあるが、船頭でもある。

今年の教室の目標・・・・。

この教室で日頃のストレスを解消しよう、心から大いに笑おう。





2017年1月17日(火)・・・暗示の恐ろしさ


寒さが一段落したようだ。

が、今朝などまだ寒くて室内でも4℃の世界。

一昨日の土曜日は確かに風も強かったし寒く感じた。

しかし、昨日の夕方などは、暖房も切ったほどだ。



TVなどの画像で雪を見せつけられ寒さを強調されると

ついその気になるが、今の時期は「寒」だ。

一年で一番寒い時期で当たり前だ。

寒さを否定的に見るのではなく、前向きに積極的に見たい。

エスプレッソもイブリックも、寒さゆえの私の楽しみだ。

特にイブリックなど、先日出したばかりではないか。

今もブラジルの「ラゴア」を臼式のミルで細かく挽いて飲んでいる。

ドローッとしていて、本当に旨い。



飲みながら考える・・・人間ってすぐ暗示にかかってしまう動物なんだな。

せめて珈琲だけでも、私は暗示じゃなく実際を追及しなくては・・・。






2017年1月16日(月)・・・イブリック


昨日15日は今年初めてのスタンプ3倍日。

今のお薦めの豆は「コロンビア」だったし、これは良く出たものの、

別に何もしていないのに「街はずれ」が良く出た。

そういう意味では、普及までに半年はかかる。



これとは別に、例のごとくイブリック。

寒くなったら、ついエスプレッソにしろイブリックにしろ

濾過しない珈琲が欲しくなる。

その際は「カット方式のミル」というより、「臼式ミル」つまりグラインダーで充分。

共に粉の粗さが微粉状のもので、挽いたらすぐに酸化してしまう。

つまり点てる直前に粉に挽くこと。



エスプレッソとイブリックの大きな違いは

エスプレッソの場合、煎り豆の鮮度が良すぎてはいけない事。

逆にイブリックの場合は、鮮度が良くないと泡が少ない。

この泡が香りを封じ込め、粉が混ざる珈琲の口当たりを柔らかくする。

つまりイブリックで美味しい珈琲とは

如何にまろやかなチョコレートのような珈琲に仕上げるかだ

今年の冬もイブリックで大いに遊びたい。





2017年1月15日(日)・・・街はずれ


当店のブレンド「待はずれ」が半年以上経って、徐々に出だした。

以前にも言ったが、これの中身は「中煎りブレンド」で名前を変えただけの物。

「中煎りブレンド」の時も、内容は凄いと思っていたのだが、

業務用の委託焙煎でだけ要求され続けていた。

名前を変えただけで、お客様からの要求が起こるなんて・・・・。


実は先日の「オリジナル・ブレンド」。

「セルフブレンド」の時には、どんな豆を使おうと気にしないようにしていたが、

単価をも考えて、私が勝手にグァテマラをナンスに変え、コロンビアを使ったら、

配合比率と、焙煎度合いは違うとしても

何となく、この「街はずれ」の主張に似てくる。

大きな違いは、彼がイブラヒムを使った事と

「町はずれ」は、キリマンジャロをはっきりベースにしていることだ。



逆にそれが「オリジナルブレンド」の難しさとも言える。

つまり、イブラヒムを使い、単価も上げるのなら、

明確にこのオリジナルブレンドでしか出せない特徴が無くてはならない。

キーワードはイエメン特有のあの甘く馥郁たる香りだろう。

じゃないと、「街はずれで充分」となってしまう。





2017年1月14日(土)・・・珈琲の世界


先日面白い事を耳にした。

「私、コーヒー検定の2級を持っているのです

1級が取りたいし、カップテストの何がしかも取りたいのだけど・・・お金が無くて」

此処にも錯覚からの被害者が出ている。



断言しておく、

コーヒー検定なんて、国家資格でも地方資格でもない。

業者が勝手に作った適当なものだ。


更に受験のためにだけ、何十万円と必要だ。

仮にこれを持っていたからと言って、喫茶の営業が得れるわけでは無い。

喫茶の営業資格なんて、各地方の保健所に届け出さえすれば良い。



私なんぞ、調理師の資格(こんなもの全く意味が無い)だけで

40年ほど前の試験だったが、コーヒーのコの字も出ない。

NHKカルチャーに教えに行っているが、ここでも資格など必要ない。

生徒さんにも、こんなもの取れとも取れるとも言わない。



紅茶の世界は別だ。

これにはチャント国際資格が有り、日本人は未だ「マスター」はいないのでは無いか?

コーヒーの資格については、過去にも何度も騒がれてきた。

でも、未だにチャントした資格は無い。

寧ろ、コーヒーは「生豆の質」「ロースト」「グラインド」「抽出」と統一など出来ない。

だから、自分が気に入ったものが一番良いのだ。

資格とは別の世界なのだ。

だから、紅茶と緑茶を混ぜたりの自由な発想が珈琲の人には出来る。

茶人には出来ない発想だと自負している。





2017年1月13日(金)・・・猫ちゃん


元日からの課題の外猫2匹。

何とか内猫にしてやりたいものと大苦戦。

あーでもない、こーでもないと2時間でやっと1匹。

その後30分の格闘の後、2匹目確保。

今日中に捕まえて、獣医さんに頼んで避妊手術をしなくてはならない。



さて

私が「煎っ太郎」で焙煎したオリジナルブレンド。

時間が経つごとに納得いかなくなる。

逆に製作者の「セルフブレンド」の香りが向上してくる。

昨日飲んだ彼の珈琲などは、緑茶の香りを感じた。

一昨日はバターの甘味だ。

「似て非なるもの」と悔しがる。

まだ、私の挑戦は続く。





2017年1月12日(木)・・・オリジナル・ブレンド 3


セルフ・ブレンド」を超えて、販売を前提にした「オリジナル」になると

私が焙煎するということだ。

彼は煎り豆で配合しているようだが、

逆に私としては、そのブレンドの為だけの煎り豆を作る事は困難となる。



第一の希望としては、何とか生豆で配合出来ないか?

その際の焙煎の度合いは?

粉の粗さは?



次に単価の問題で、グァテマラでもパカマラ種を使わずイエローナンスを・・・。

彼はカサで計量しているようだが、これを重さに変換。

コロンビアのサン・アグスチンもイエローナンスも恒常的では無い。

つまり、今ある・・・・としか言えない。

考えてみれば、全ての生豆が一期一会か・・・・。



<先ずは、私が焙煎してみる>から始めようと、

生豆でブレンドして、「煎っ太郎」で焙煎してみた。

出来上がったものを、私も飲み、彼にも持って行った。

「今、煎ったばかりだから、数日した方が本当の味が出るよ。」

焙煎して今日で2日になる。






2017年1月10日(火)・・・オリジナル・ブレンド 2


珈琲の豆屋というものはある意味で恐ろしい。

喫茶の場合は、幻想ながら「マスターの点てた珈琲」が存在する。

100%豆屋になった瞬間、この柱らしきものが無くなる。

当店で買って頂いた豆を、帰ってどの様に扱っておられるかは知る由が無い。

コーヒーメーカーなのか、ペーパー手動式か、ネルなのか?

コーヒーミルの形式や、粉の粗さや、保存方法など感知できない。

「そんなこと知るかよ!」と言ってしまえばそうなのだろうが、

どうしても、私にはそれが100%出来ない。

ついつい、口出しする。

「あの店は面倒くさい!」ともよく聞く。



しかし、だから、NHKカルチャーでも店内でも珈琲教室が開催出来るとも言える。

私個人も理念的かも知れぬが、「絶対珈琲」を求め続けている。

いや、それしか方法は無いとも言える。



昨日の「お客様が作ったオリジナルブレンド」も、

2月限定という形でなら販売できるかも知れない。

更にはこのままでは価格も高価になる。

もっとも、私が焙煎することになろうから、彼との綿密な打ち合わせが必要だ。

「絶対珈琲」を求める私も、その糧にもしたい






2017年1月9日(月)・・・オリジナル・ブレンド


昨日の夕方に昨年末のお客様がオリジナルブレンドを持ってきた。



見るとbVになっている。

密かに6番までやっていたらしい。

「自信があったから、これを持ってきた。」



飲むと、真に旨い。 まず第一に香りだ。

「この甘い香りはイエメンだな! イブラヒムを使ったな!」

「それとグァテマラ・・・、あとは分からない。」

彼曰く、「正解! 後はコロンビア以上の3種配合」

「成程! でもこのコロンビア普通の豆では無いな。」

「そう例の物」

というのも、先の「ごま塩ブレンド」に使った、サン・アグスチンなのだ。

先日のエスプレッソでも、今回にしても改めてサン・アグスチンの素晴らしさを見た。



「マンデリンを使っただけでも、全然変わってしまうね。 ありゃー駄目だ」

という事は・・・・6番目までに、彼はやってみている。

「これ、この店で販売出来る?」

「うーん、駄目!。 ここではサン・アグスチンを使ったことがアダになったな!」

良いという事と、販売という事ではベクトルがもう一つ増える。

今日の段階では、良い「ブレンド珈琲」という事で留めた方が良いようだ。






2017年1月8日(日)・・・エスプレッソ・ブレンド


備前焼のミルでの受け皿は、見事に失敗した。


静電気は原因の一つだが、それだけでは無いような。

その形状や温度にも原因が在る様だが、分からない。



これらに使用した珈琲豆は、先の「ごま塩ブレンド」

ペーパーフィルター式で飲んでみた。

不味くは無いものの、案の定「渋味」が気になる。

昨日の日記でも記したが、濾過した綺麗な珈琲では満足しない。



で、エスプレッソとなった訳。

これが、まっこと旨い。

「渋味」なんか完全に消えている。

それどころかコクに変わっているし、エスプレッソで香りや甘味を感じたのだ。

「この珈琲はコロンビアか! 本当に100%なのか? 弄ってないよなぁー!」

以前、エスプレッソ珈琲の旨いものを飲んだ事が有る。

その珈琲を思い出した。



私が使っているのは家庭用のエスプレッソ。

豆屋としては、販売用に「エスプレッソ・ブレンド」でも考えてみようかな?

ここでも問題は、どれだけの人が家庭用エスプレッソを使うのかだ。

古ーくなった豆は、販売したくない。

でも、旨い珈琲豆を販売しないのも問題だ。

うーーーん、悩む。





2017年1月7日(土)・・・エスプレッソ


「珈琲の事について書かなくては・・・」とは分かっている。

でもお正月が暖かかった事と、猫とで本題に入れなかった。



年末は忙しかったものの、年が変わると店も暇になった。

これは毎年の事だから、特に驚きもしない。

が・・・有難い事に、今年は発送がやけに多い。



何てったって今の時期は、エスプレッソかイブリックだ。

現に濾過した澄んだ珈琲は、どこか物足りなく感じてしまう。

空気は気温や猫とは無関係に乾燥してくる。

ところがエスプレッソにしてもイブリックにしても、微粉のような細かい粉を使う。

珈琲豆を粉に挽く訳だが、

空気が乾燥してくると、静電気の為に粉が受け皿から出にくくなる。

特に微粉はなおさらという事だ。

一番悪いのはプラスチック、次に金属。

やはり一番良いのが<木製>という事になる。


昨日、コーヒーミルの受皿を備前焼に変えてみた。

これで対応できるのか?







2017年1月6日(金)・・・猫ちゃん


正月から「猫ちゃん」に振り回されている。

話の発端は、外にいる家から離れない猫2匹をどのようにするか?

この2匹は本当に仲よしだ。 いつも離れず遊んでいる。



その事で、正月早々お客様の意見も聞き、家族会議も開く。

あるお客さんは、今家で23匹の猫を飼っているという。

「23匹・・・・って、猫の餌だけで最低でも1ヶ月10万かかる」

「家も完全に猫が支配し、私が猫の家に住ませて貰っている、働くのはこの子の為という感じ」

「出かけるなんて考えていない」

ビックリした。 と同時に・・・

<色んな価値観を持った人がいるものだ>と感激させられた。



仕事柄、様々の価値観を持った人がいるのは分かっていたつもりだった。

私はこんなのにも慣れていて、そのかわし方も知っているつもりだった。

だけど、これに関しては心底驚いた。



良ーく考えてみれば、

子供や国の為に借金も出来るし、利益も考えないわけでは無い。

それを動物の為に使う事は出来ないのだろうか?

先ず「人の幸福の為」を確保しておいて、

「その恵の一部」という今迄の私の考え方に疑問を持ったのだ。

こんな事では「人の幸せ」なんて幻想・・・・と感じてきた。

この考える契機を私に与えて来れたのも2匹の猫だ。

もっと、もっと考える、そして悩む。







2017年1月5日(木)・・・新年


2017年明けましておめでとうございます。

今年から、また日記を書き始めたいと思います。

あーしたい、こーしたい・・・・と思いながらも、思い通りいかないのものだ。

これも「人生」だと開き直る。

今日の日記は、今年の抱負だけ。

< 上り坂、振り返れば、下り坂 >